ロコモティブ症候群には健康生活習慣が必要なんです。(温泉&健康)
2013年11月13日
ずいぶん前にも書いていますが、だんだんと認知度が高くなってきたようです。「ロコモティブ症候群」。加齢や普段の生活習慣(運動など)で運動器官の障害で日常生活に支障が出ることを言います。ひどくなると要介護と自力では生活できなくなるのですが、とくに40代から50代60代にかけていつまでも矍鑠(かくしゃく)と元気にピンピンしていきたいものですが、その生活の動作の基盤となる、筋肉、関節、骨を健康的に丈夫にまた長持ちさせる意味でも、普段の生活習慣に気を付けることが大切になってきます。カラダは使わなければどんどん錆(さ)びついてきますから、刀と一緒で大事に鞘(さや)に入れ続けていて知らないうちに錆びつかせてしまうか、擦り切れても使い続けて動かし続けることのできる刀にするかは、普段の生活習慣にかかってくるんです。とくに40代から足腰が弱まってくるエイジング感が強くなってきますし、60歳の時の健康感は30代、40代にどれだけ鍛えたか、健康的にカラダを作ったかだ顕著に差が出てくるものなんです。
ですから実は40代からのカラダの鍛えが遅いということはなく、またオリンピック選手なみに鍛えなくちゃいけないというわけでもなく、普段の歩行数を意識して増やすとか、エレベータ―ではなく階段をつかうとか、自転車ではなく歩くとか、常日頃から歩くこと、を意識することだけでもかなり健康度に寄与するのはまちがいないんです。そこで 提案ですが清水湯の近くには品川、また東京のなかでもかなり恵まれた樹木と自然の環境が整えられた「林試の森」があるので、この林試の森まで歩くとか、かなりゆっくり走る「スロージョギング」を一回30分、週1、2回をめどに行うことを推奨したいと思います。このウオーキングと無理のないスロージョギングは3代目の若旦那も実践しているのですが、心拍数をほとんど上げないで楽に楽に走るんです。
意識するのは、歩数を多くして走ること、走るというより歩くように足踏みするように走る感じなんです。地面の衝撃が骨に伝わり、自分の体重を支える下半身の筋肉、関節、またはバランスをとるために背筋も伸びますので、自然と下半身、上半身そして腹式呼吸により腹筋また側副筋、腰部回りの筋肉も鍛えられるんです。歩幅も短くて大丈夫ですから、気持ちよくゆっくり走ってみてください。「老化は足から」と言われていますが、まさに事実で逆に「若返りは足から」ですので、このスロージョギングは超おすすめです。ロコモティブも突き詰めれば下半身強化、そして心肺機能改善による、体質改善、無理のない楽で楽しい運動を取り入れた健康生活習慣でロコモティブを撃退しましょう!
ちなみに心拍数の目安にこんな指数があります。
目標心拍数=(220-年齢-安静時心拍数)×運動強度+安静時心拍数
目標心拍数の運動強度は40パーセントにしてみてください。心拍数100以下でもいいかもです。とにかく「継続は健康」運動後は清水湯の温泉でさっぱりしてくださいませ。
武蔵小山温泉 清水湯 若旦那談
参考サイト Keisan 生活や実務に役立つ計算ガイド
カテゴリ:健康