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池波正太郎の剣客商売は面白いっす!なぜか泥鰌(どじょう)が食べたくなる小説なんです!(武蔵小山温泉グルメ紀行)


完全にはまりました!池波正太郎・・・。剣客商売からはじまってテレビでもなじみのある鬼平犯科帳も今では16巻目。なんといっても夜中でもスタンドのライトがなくても読めることのできるアマゾンのキンドルのおかげで日夜場所をかまわずどこでも読めるのでほんとうに重宝しています。このキンドルホワイトペーパー本当に軽くて、文庫本一冊並みですからまちがってうたた寝した瞬間に顔の上に落としてもたいしたことないので安心です。アイパッドじゃあ鼻血が出る可能性があります。(笑)さてこの池波正太郎先生、実は武蔵小山在住だったことをみなさまご存知でしたでしょうか?通りで小説のなかに武蔵小山界隈とくに行人坂や碑文谷方面、また目黒川界隈の描写が多いのもうなずけます。

いちめん泥鰌(どじょう)がしきつけられています。

いちめん泥鰌(どじょう)がしきつけられています。

ビル群のなかにぽつんと江戸の建物が・・・。

ビル群のなかにぽつんと江戸の建物が・・・。

完全に池波正太郎の世界です。「心づけ」をわたさなくちゃいけないと勝手におもってました・・・。笑

完全に池波正太郎の世界です。「心づけ」をわたさなくちゃいけないと勝手におもってました・・・。笑

 

まだご存命の時に地元の悪たれ坊主の僕をどこかでみてキャラクター(登場人物)のひとりにして浪人にこっぴどくたたきのめされた描写など書いてくれていたら最高なのになーなどと期待感にあふれて読んでいますがどうやらそんなのはいなさそうです・・。こんな今はなき池波正太郎先生の小説、剣客商売、鬼平犯科帳を読んでいておもうのは江戸の風物詩、また庶民の食生活などでとくに、江戸庶民ならではの池波先生のグルメ描写はこのまま着流しでも着て、浅草界隈の昔ながらの江戸の美味しいグルメを食べに行きたい衝動にかられるんです。そこでついに我慢の限界ということで先日駒形のどぜう(どじょう)鍋にいってまいりました。じつはこちらの駒形どぜうさん、2代目の父稔の贔屓(ひいき)のお店で、どうやら大学時代の友人のお店らしいんです。幼少のころおぼろげながら、駒形どぜうの一階のひきこみでどぜう鍋をたべた記憶があるのは、多分、小さいころ連れて行かれたからなんでしょう。今回は家族5人でおじゃましましたが、そのころの記憶がなんとなくよみがえってきて、たしかに昔今はなき父親とのなんとなくしょっぱい思い出ともあいまって不思議な感覚になるんです。

すべてに歴史をかんじます。

すべてに歴史をかんじます。

くじら鍋・・・。ごぼう鍋だとカン違いしてたべてました・・・。笑

くじら鍋・・・。ごぼう鍋だとカン違いしてたべてました・・・。笑

お茶漬けが絶品でした。

お茶漬けが絶品でした。

 

昔からそれこそ江戸時代からこの場所でこのひきこみの場所から大名行列など江戸庶民の小走りに走っていく風物詩が見えていたんだなーとおもうと何となく日本人のDNAと父親との思いでがシンクロしてきてよかったなーと思えてくるんです。さて、どぜうさんの看板鍋のどぜう鍋にねぎをたんまりのせて、ほんとうは日本酒の冷えたのでやりたかったのですが、車できていたのでそこは我慢して、さらにクジラ鍋、〆にお茶づけで大満足の江戸グルメの一日タイムスリップをしてきました。(笑)お店の構えも立派ですし、今度は、息子と二人で向かい合いながら「どぜう鍋」にネギをたっぷりのせて山椒(さんしょう)をきかせてまた来る暑い真夏のさなかに男二人だけで食しにいこうと考えています。武蔵小山温泉からは1時間以上かかりますが、近くにはスカイツリーや花やしき、浅草界隈のグルメが軒を並べていますので是非、夏も終わって行楽シーズンのこれからの季節もおすすめですよ~。

武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。

駒形どぜう

03-3842-4001

東京都台東区駒形1-7-12

11:00~21:00(L.O)

日曜営業

年中無休
▼清水湯からのアクセス

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