強さってなんだろう・・・。(温泉&強さの相関)
2013年06月26日
先日、空手の昇段審査を受けることが出来て、初段から数えて約12年ぶりに10人組手をしてきました。考えると30から始めた空手は15年もやっていることになるんですね。心身不二と言いますが、カラダの強さだけではなく、心の強さも大切なんだと再確認した今回の2段の昇段審査は、12年前の時よりもきつかったことを考えるとさらに普段の稽古の重要性といかに強さを求めるかを常に明確にもってないといけないんだと感じました。今思うと、あの苦しい場面で自分をさらに追い込んでいけるかどうか、目には見えないけど自分の中にあるものをいかに引き出すことができるかどうか、今までの100パーセントをもっと大きな100パーセントにするための通過儀礼としての10人組手ではなかったかと思うと、貴重な経験をさせていただいたなと感謝の思いが湧き出てくるんです。
なぜかボコボコにされながら、終わったばかりなのに、次の昇段審査が少し楽しみなのが不思議なんです。今わかるのは、昨日の自分より幾分か今日の自分の方が強くなったかもしれないということと、ひょっとしたら明日の自分の方がさらに強くなれるかもしれないという、ささやかな希望があるからなんです。希望は小さくても大きくても無いよりあったほうがいいに決まってるし、生きてる実感があるのが空手のいいところだと思うんです。今までも大けがをしたことも何度かあったけど、着実に強くなっている、そしてまだまだ強くなれる気がするのは、気のせいじゃないかもです。さて、銭湯の経営と、空手の修業、なかなか両立するのも大変なんですが、これからも乗り越えられない逆境はないとの覚悟で頑張っていこうと考えています。
45歳になっても結構カラダが動くのはひょっとしたら、普段の稽古もあるのですが、温泉効果もあるかもしれませんね。(笑)最近、発刊された「銭湯養生訓」には、アスリートまたはそれに近い運動をする人は銭湯の熱いお湯と水圧などでHSP(ヒートショックプロテイン)という健康タンパク質がカラダから出てきてとにかくパフォーマンスがよくなると言われています。若旦那は毎日岩盤浴&温泉でHSPを大量に作っているので年齢の割には、カラダが動くのかもしれませんね。(笑)
武蔵小山温泉 清水湯 若旦那談。
カテゴリ:想い