温泉入浴の4大作用とは。(温泉と健康)
2013年04月08日
毎日仕事の帰りにビールで〆る前に温泉でサッパリという方や、家族で、恋人同士、お友達と一緒に、温泉で至福のひと時を過ごすことってとても素敵なことだと思います。そして、温泉で一日の疲れを癒し、明日への活力をフルチャージしてまた日々の生活を右肩上がりで頑張っていくことができればそんな最高なことはないんじゃないでしょうか。この、癒しにもなり、また明日への活力にもなる温泉の4大効果とは、何かと言いますと、
①温熱効果②水圧効果③浮力効果④心理効果ではないでしょうか。順に温熱効果は42度以上のお風呂に入ると交感神経が優位になります。逆に42度以下のぬるいお風呂に入ると副交感神経が優位になって精神的にも落ち着いてきます。たとえば朝の起きて「さー気合いだ!」というようなときは、すこし熱めの湯、寝る前のまったりしたい時などは少しぬるめの湯にはいるなどその時々のシチュエーションで熱めかぬるめを選択するのもいいかもしれません。また、指圧効果は意外と知られていませんが、小さな浴槽でも首までつかってお風呂に入った状態では、水圧が1トンもかかっていると言われています。ですからお風呂に入るだけで全身のマッサージをしているようなもので痩身効果があるんです。そして浮力効果はよく宇宙飛行士がプールの水の中で浮力を利用して無重力状態をつくりながらトレーニングしますが、温泉、いわゆる水の中では、カラダにかかる重力が軽くなりますので、身体の筋組織、骨格、または関節が弛緩して全身の疲労が取れやすくなるのと同時に血液の循環もよくなりますので、代謝率も向上していいことづくめなんです。
そして心理効果とは、山の温泉場のように転地効果とも言いますが、非日常の環境で温泉入浴を楽しむことで心身ともにリラックスが出来るんです。また、温泉浴場内の湯気などはマイナスイオンが満ちていますので、さらにリラクゼーション効果は高いんです。さて、いいこと尽くしの温泉入浴ですが、これら4大作用をそれぞれ満喫しながら、快適な温泉ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと温泉ビフォーアフターを実感できると思いますよ。(笑)
武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。
参考文献、NHK入浴・温泉健康法で身体スッキリ!植田理彦先生監修。
カテゴリ:健康