なかなか山の温泉に湯治にいけない方のために。(温泉とHSP)
2013年03月26日
そもそも武蔵小山温泉は昔からの銭湯なんです。(当たり前の前田さんですが。笑)そしてもともと老若男女が集う町の銭湯として地域に貢献してまいりました。今も昔も立ち位置は変わりませんし、変えるつもりもありませんが、一つだけ追加するとしたら、なかなか足の悪い人や、どうしても時間の都合で遠距離の温泉場にいけない方も中にはいらっしゃると思ったんですね。そこで、今まで温泉を2つももっている銭湯などなかったこともあり、ちょっと賭けではあったのですが、温泉そのものに特化した銭湯をつくってみようと思ったんです。
当時8万ぐらいする温浴施設開業マニュアルみたいなものも買って読んだ記憶があるのですが、そこには複合的に設備投資をすることはすすめていましたが、温泉そのものに(水質の向上などはありましたが)フューチャーしているものはなかった気がします。今考えると、どこかで銭湯の息子ということで、お湯屋はお湯じゃないかというこだわりがあったんだと思います。さて、昔から湯治はすぐれた温熱療法だったんです。その昔は豊臣秀吉も武田信玄も徳川家康も湯治をしていますし、テルマエロマエもローマの兵士の湯治場をつくるはなしになっています。一つの検証データがあるのですが、有名な大分県の直入町の長湯温泉で糖尿病患者のHSPの入浴前、後の測定をしたところ、温泉に10分入浴した後に30分間保温するという入浴のあとには、(2日後のHSPピークの測定結果が一致しつつ)全員、血糖値が低下したんです。
また、基礎代謝があがって体調もよくなったということなんです。HSPの大家伊藤要子先生は温泉療法はHSP温熱療法と同じでとても日本人に合った健康法であると言っています。簡単に銭湯価格で2の天然温泉に入れつつ、健康になりまた、血糖値もさがるなんてなんてミラクルな健康療法なのかと自画自賛してしまいますが、日常の生活の中にお手軽湯治健康法を取り入れてさらに健康になってみてはいかがでしょうか。
武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。
参考文献、HSPが元気をつくる。からだを温めるとなぜ病気が治るのか。 石原結實先生 伊藤要子先生。
カテゴリ:HSP(熱ショックプロテイン)