岩盤浴の入り方。
2013年02月22日
岩盤浴の入り方といっても、とくに決まった入り方はないと思いますが、岩盤浴でただ一つ気にかかるのが、低温やけどなんです。いままでそういう事例はありませんでしたが、念には念を入れて安全にご利用いただけるように、また知識として覚えておいてもいいことをご紹介したいと思います。最近、岩盤浴の温度と湿度のバランスを整えてみました。今までは、やたらとスチームをかけて湿度を多めにしていましたが、あまりに湿度が高すぎても汗がかけなくなることもありますので、再度最適な、温度と湿度のバランスにしてみました。また喚起のタイミングも調整してみて岩盤浴の室内が天然の鉱石の岩盤から照射される、遠赤外線やホルミシス効果でじんわり、どばーっと汗が出るようになりました。(この温度と湿度と換気のバランスは岩盤浴の企業秘密なんです。)
岩盤浴で大切なのは、じっとして背中だけを温めるのではなく、お腹の面も温めることが大切なんです。これは、低温やけどを防ぐ意味もあるのですが、(低温やけどはおよそ8時間ぐらいの長時間50度前後の温度を直接触れていないと起こらないので、岩盤浴は安全だと言えます。)ただ人によっては、皮膚の弱い人や、疲れ、または前日のアルコールの摂取など、また血行の悪い人もいらっしゃいますので、予防としても、なるだけ寝返り程度にカラダの向きを変えて岩盤浴を楽しんでいただきたいと思います。
岩盤浴に入るときは、必ずお貸ししたバスタオルをひいていただき、もう一枚のバスタオルを枕にしていただいてご利用ください。また、延長で1時間以上入られる時も、10分ぐらいのウトウト寝は大丈夫ですが、同じ体制で1時間は、カラダに負担がかかってしまいますのでその場合もなるだけ寝返りをするように心がけてください。当然、飲酒しているときは、岩盤浴も温泉ものぼせの原因になりますし、脱水症状が現れやすいので、お気を付けください。じつは、遠赤外線はバスタオルのような布も透過しますので、発汗作用に違いはないんです。安全にそして快適に岩盤浴の健康効果をご堪能ください。
武蔵小山温泉 清水湯3代目談。
カテゴリ:岩盤浴