地元にこんな美味しい天ぷら屋さんがあるなんて・・・。(武蔵小山温泉グルメ紀行)
2013年02月15日
僕のなかでセレブのイメージのひとつに、てんぷらの揚げたてを菜箸で(さいばし)ひょいっとカウンター越しの皿にのっけてくれて「お塩でお食べください。」みたいなことをいわれて、「このえびウマ!」みたいなことをいいながら美味しそうに食べることじゃないかと勝手に妄想していたのですが、ありました!武蔵小山にも天ぷら一筋の専門店が。さぞや高級店で僕みたいなド庶民がいけるようなところではないのかと思いながら、お店の前のお品書きを見てみると天丼880円!なんて庶民的!これは愛する奥様を誘ってさっそく行くしかないと、いうことでいってまいりました。
てんぷらの「むら田」さん。むら田さんは最近全面開通したかむろ坂の途中にあるのですが、駅でいうと武蔵小山と不動前の丁度中間地点にあります。不動前からだとひたすら坂をのぼっていく感じになりますので武蔵小山から少し下っていくほうが楽に行けそうです。清水湯からも歩いて5分ぐらいですから、ちょっと新鮮なネタで本格的な天ぷらを食べたくなったらここはおすすめですね。店内は落ち着いた和風で本物の漆喰が塗られていて、細かいところも本物のハンガーかけも和風の釘を使っていて、すべてにおいて本物志向なんだと感じるんです。これは天ぷらも期待感が高まってきました。(笑)奥様は天ぷら天定食、僕は特天丼にしました。
ここのお店ほかの口コミにあるようにコストパフォーマンスがすごく良くて、ご主人も気さくで、いろいろ気をつかってくれるんです。ご飯はたりる?とか、苦手なネタはある?とか、こういうのってうれしいですよね。さて、天丼の一口目のエビのてんぷらを食べたときの印象が今でも残っているのですが、「じゅうっ」となんだろえびのうま味とたれが口の中に広がって、ヤバうまとちょっと感動したのをいまだに覚えているんです。たれも濃口の醤油だれで関東風なんでしょうか。鹿児島出身の奥様はどっちかというと薄い色の醤油系なんですが、美味しい美味しいといって食べていました、こちらの天冨良むら田さん、これからの季節、じつは通りの「かむろ坂」は桜の名所で桜の花見と美味しい天ぷらの最高の組み合わせも良い季節になってきそうです。
武蔵小山温泉 清水湯3代目談。
天冨良 むら田
03-3495-1478
▼清水湯からのアクセス
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