最近注目しているのが、インシュスリン様成長因子ー1なんです。
2013年02月13日
40を過ぎると少し毛髪のことが気になりだしてくるものですが、徳川家康のことばじゃありませんが、「座して死を待つよりは、打って出て戦ったほうがいい」(趣意)というような言葉があるんですが、含蓄(がんちく)を含んでいてまさにその通りだと思います。それをただ遺伝子やDNAのせいにして何もせず、座しているよりは、出来ることはなんでもやっていくことが大切なのではないでしょうか。さて、これはオフレコなのですが、45歳になった僕はまだ結構髪の毛があるのですが、2つ離れた弟は少し発毛間隔が延びているような気がします。同じ兄弟でもなぜ違いがでるのか、すこし疑問だったこともあり、お得意のアマゾンで面白い本を見つけました。
「血液学の研究グループが偶然見つけた髪を再び生やす新理論」という本なんですが、ちょっと新理論などと書いてあるので、まがい物くさいなんて思いながら読み進めていくと結構理に適っていて、また、髪のことならず、アンチエイジングや生活習慣の改善まで網羅されていて大変に中身の濃い本だと気が付きました。また、医学的にどういう位置的なものかもわからないのですが、あくまでも医学博士のグループが発見した研究成果なので、興味をもってご紹介したいと思います。1GF-1(インシュリン様成長因子ー1)とは、全身の細胞で作られる成長因子なんです。この1GF-1はカラダの成長のみならず、治癒力や免疫力、また新陳代謝、毛髪のはり、肌のみずみずしさの維持にも貢献します。しかし、今まではこの物質は成長ホルモンの分泌によって増えると思われていたので、成長期にある一定の時期にしかこの成長因子は賦活(ふかつ)しないと思われていました。しかもこの成長因子は毛髪の成長に欠かせない物質ということもわかっていたのです。それが、最近の研究で「知覚神経の刺激で増える」ということがわかってきたらしいのです。
この1GF-1(インシュリン様成長因子ー1)という成長因子を増やすことが、じつはアンチエイジングにもつながり、理想の健康と美容を手にすることが可能になってくるのではないかと言われています。なんだか長ったらしい名前なので覚えられないので、若返りホルモンみたいな名前にしてくれるともっとわかりやすくて普及していくんじゃないかと思うのですが、まとめに一点だけこの1GF-1(インシュリン様成長因子ー1)は温泉入浴でも増えるということなんです。温泉によってもたらされる熱、酸性度、アルカリ度、硫化水素、炭酸、などの物質は皮膚の知覚神経を刺激して若返り物質である1GF-1(インシュリン様成長因子ー1)を増やすんです。ちょっと聞きなれない健康物質ですが、清水湯が皆様へ提供できる健康情報として健康と美容へのあくなき追求はこれからも続けてまいります!(キリッ笑)
武蔵小山温泉 清水湯3代目談。
参考文献、血液学の研究グループが偶然見つけた髪を再び生やす新理論。医学博士 岡嶋研二先生。
カテゴリ:知識