温泉力を読んでみておもったこと。
2013年01月16日
今回、フジテレビさんのノンストップに出させていただいて、恥ずかしながら40を過ぎた老体を公衆の電波にのせてしまったことは、末代までの恥にならないように今後もロングブレスダイエットしながら、カラダの老いに出来る限り逆らっていこうと決意している今日この頃ですが、明らかにバナナマンの設楽さんと博多大吉さんが、僕がでているのを見て、笑いをこらえているのがあきらかだったのが、せめてもの救いです。やはり笑ってもらってなんぼではないかというのは、温泉も同じで、お客さまに反応があるということにつながりますから、あれはあれでよかったのだとなんとなく納得している次第です。
さて、そのノンストップの放送の中で、温泉の効能等を説明してくれていた、温泉博士こと松田忠徳先生は札幌国際大学で温泉学の教授をされていて、知る人ぞ知る温泉の碩学なんです。著書も多数で僕も何冊も持っていますが、松田先生の本の中で温泉力というのがあるのですが、その中で本物の温泉を語っているところがあるんです。実際温泉と日本人は切っても切れない関係にあり、日本人と温泉の付き合いは有史以前からと言われているんです。そもそも歴史的に温泉を発見したのが、僧侶や、行者が多いことをかんがえると、いわゆる温泉文化は温泉と人間の生活様式また宗教的儀式にも関わりがあったといってもいいのではないかと松田先生は言っています。ま、それだけ温泉と日本人は昔から密接につながっていたということなんですね。
また、ギネスブックにもあるのですが、石川県の加賀温泉郷には1300年以上も続く温泉宿もあるということは温泉がそれだけ永遠性を秘めている証なんだと思うんですね。たまたまノンストップ(フジテレビ)にでていた松田先生を見て、久しぶりに温泉力を紐解(ひもと)いてみると、源流が遠ければ遠いほど、未来までの道のりも永いような気がしてきて、温泉を扱わせていただいている者として新たに襟元を正しながら地球の恵みである貴重な温泉を大切に使いながら、温泉文化を継承していきながら銭湯。清水湯もその本流である温泉文化の一端を担っていけるようにがんばっていこうと思いました。
武蔵小山温泉 清水湯3代目談。
参考文献、温泉力 松田忠徳先生
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