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冷えは万病の元とは。


よく今は亡きお祖母ちゃんから「太郎や、お腹を冷やすと風邪ひくよ。」とか「冷えは万病の元よ。」と言われたものですが、この言い伝えはかなり広く長い間言い伝えられている人類の英知のようなものになっているような気がします。実際、薄着で外出してカラダを冷やしただけで風邪をひく事も経験積みですし、寝冷えで風邪をひくこともよくあることです。いわゆる慢性疾患のほとんどはカラダが冷えていると発症しやすい特徴があるらしいのです。新潟大学の安保徹教授によると「カラダが冷えると血管が収縮して、自律神経のバランスが交感神経優位になる。交感神経が優位になると顆粒球が分泌され、炎症が促進、そこで、副交感神経を優にする温泉にはいったりするとリンパ球が活性化し、免疫力を高めることが出来る」と言われています。

黄金の湯は山の温泉にもひけをとらないです。

血流が良くなるという事は血液の中の栄養素や酸素などが隅々までいきわたるという事で、免疫系に栄養素が行き渡るということなんですね。また、ガン患者は低体温が多いというデータもあるのですが、平熱が36度台後半なら新陳代謝が活発になり、免疫力が十分に機能しますが、35度台では自律神経のバランスが崩れて免疫力が低下するんです。低体温はガン細胞が一番活動しやすい体温なんです。いわゆる平熱の36度台の体温から1度下がるだけで免疫力は40%低下すると言われています。またその他の疾病にもかかりやすい好条件なんです。ここで低体温が引き起こす現象として、

①自律神経のバランスの乱れ。

②新陳代謝の低下。

③エネルギー貯蔵物質であるアデノシン三リン酸(ATP)生産の低下。

④ビタミン、ミネラル不足による生理作用の低下。

⑤血流悪化、酵素活性の低下。

清水湯の温泉につかると不思議とカラダがほっこり、まろやかになる感じがするんです。

などが起こるんですが、最近注目の酵素活性の低下は、細胞レベルで影響を与えますので、低体温いわゆる「冷え」は本当に万病の元なんですね。この「冷え」はただ温泉で温まるということで改善できるんです。冷えの因子であるストレスも温泉で心もほっこり解消できますし、血流改善は温泉の専売特許のようなもの、生活改善の質(QOL)を手軽に改善出来、万病の元を改善しながら、心もカラダも温めながら寒い冬の季節を乗り越えてまいりましょう!

武蔵小山温泉 清水湯三代目談。

参考文献、温熱、多角的免疫強化療法。ガーデンクリニック中町院長 医学博士 吉水信裕先生。