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咀嚼、嚥下(噛んで、飲み込むことは大切なんです。)


ある日、2代目が、虫歯でもないのに総入れ歯にしたんです。それからちょっとして、すこし「ボケ」てきました。(笑)本当に、なんでも自分勝手に好きな事だけしていたような気がします。また、3代目は少しばかり空手を習っていますので、ある日マウスピースを全員で作ることになったのですが、奥歯でしっかり食いしばることで、パワーが増すらしいのです。このように歯と言うのは、非常に大切な部分なんです。健康運動指導士として言わせていただければ、80/20運動と言って80歳で最低20本の歯を残しましょうと厚生労働省のほうから提唱していますが、本当に歯だけは虫歯にならないように、大切にしていきたいものです

歯も健康的でいたいものです。

。さて、この歯のかむ力は先ほどの僕の父親が歯を抜いて全入れ歯にしてから、噛んでそれが脳に刺激を与えるという大切な動作が無くなったことで(因果関係ははっきりしませんが。)ちょいボケになったことから、咀嚼(噛むという行為)がどれだけ大切な物か再確認したいと思います。(ちなみに車を運転していてガムを噛んでいると眠気覚ましになるのは実体験でよく分かります。)九州大学の研究で噛むという行為は食事をするさい物を噛むということ以外にやはり脳みそを刺激する役目があるというのです。また、認知症の人は噛む力が弱く、そうでない人は噛む力が強いという傾向性があるらしいのです。認知症のひとつに「アルツハイマー型認知症」がありますが、このアルツハイマーは脳内にβ(ベータ)アミロイドというタンパク質がたまることから始まります。

たしかにガムをかむと眠気が覚めます。

このβ(ベータ)アミロイドとは一種の老廃物で、ある意味脳内の血流が促進していればこのβ(ベータ)アミロイドという老廃物を除去することも可能でアルツハイマーを予防することも可能ではないかと言われいます。ここで大切なのは顎と歯をしっかり使って、噛むことにより脳内の血流がよくなりますので、(噛むことと脳内の血流循環は関連しているんです。)一回の咀嚼(噛むこと)を30回以上目指して脳を刺激しまくって「ボケ」防止に役立ててみてはいかがでしょうか。また、血流促進という観点から言えば、温泉入浴、岩盤入浴はまさに、脳内の血流も含めて全身の血流促進に効果がありますので、ボケ防止に血流促進のためにも健康温泉入浴を心掛けてみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉 清水湯3代目談。

参考文献、K新聞 健康寿命アップ かむ力(脳の血液循環が増え認知症を防ぐ)

参考画像、医療情報ネットふくい。 林歯科診療所。