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HSPが増えればいい事があります。


風呂屋の3代目をしていると、子供の頃からお風呂が身近にあるのですが、不思議とお風呂のありがたさは常に感じているものなんです。昔からのボロボロの銭湯清水湯のときからも、お客様が全然いない、入ってないときでもこの風呂屋でここまで大きく育ててもらってきた訳ですから。(笑)今考えると、2代目の時代が一番大変だったのかもしれません・・・。そんな中、お風呂の良さ、温泉の素晴らしさ、なんでお風呂にはいると「ホッと」して「まったり」して「幸せな気分」になるのかを、体感的に、感覚的に直感的にあと少しだけ科学的にたくさんの清水湯を愛していただいている皆さまにお伝えすることが、3代目の使命ではないかと、頭はデカいのですが、脳みそは小さい頭で日々悶々と温泉ブログと格闘しているんです。(笑)

この免疫系が強くなることが大切なんです。

そんな中、HSP(熱ショックプロテイン)がなぜカラダに良いかを一つ一つ検証していこうと思います。HSP入浴法(基本42度で10分間)を実施すると、HSPが高まり生体防御作用を得ることがで、免疫力の増強、ガンや感染症の予防に役立つと言われています。とくに白血球、リンパ球、NKキラー細胞、また、ガン治療に役立つ樹状細胞を増加させたりガンワクチンを増強させる効果もあると言われています。しっかりカラダを温める意識で入浴することで誰でも免疫効果を高めることが出来るんでですね。この免疫力は人体かなり有用で生命力に強弱にも連動しているようにも思えるのですが、(よく笑顔で笑う事で免疫力が強くなる説もありますが、)無理に笑いたくないときでもお風呂に入るだけでこの免疫系が強くなり、ガンや病気を殺す力を強くしてくれるなんて素晴らしい健康法だと思います。

HSP(ヒートショックプロテイン)がカラダを強くするんです。

また、免疫系のひとつで「マクロファージ」というのがあるんですが、このマクロファージはカラダに入ってくる病原菌や異物をどんどん食べてくれる大食漢の免疫細胞なんですが、このマクロファージはカラダが温まれな温まるほど活性化してくるんですね。これから冬に近づくにつれ、積極的にカラダを温めてHSP(熱ショックプロテイン)を出しまくってつまらない病原菌など退けて年中健康ボディで年末を乗り切ってまいりましょう!

武蔵小山温泉 清水湯3代目談。

参考文献、加温生活 伊藤要子先生著。

参考画像、東京都神経科学総合研究所