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ゆで卵が固まらない!?(ヒートショックプロテイン)


いつも温泉玉子を茹でているので、一度試してみてもいいのではないかと思っているのが、熱ショックプロテインを加えておくとタンパク質の代表でもある、玉子の卵白部分が固まらないというのです。それだけHSP(熱ショックプロテイン)はカラダのタンパク質をストレス(この場合は熱から)から防御できるという素晴らしい防御タンパク質なんですね。また、トマトも熱ショックのマイルド加温(42℃で24時間)した場合は、明らかに長持ちしたとの実験報告があるんです。原理としてはトマトに熱を加えることによりトマトの細胞はHSPが増え、HSPが細胞を保護して、日持ちがよくなったと考えられるのです。

これが健康バイブルなんです。

また、このHSPの原理を応用して炎暑や環境ストレスに強い稲(いね)を作ることも可能となっているようです。これらのように、HSPを人体に応用した場合、病気やけがに強いタンパク細胞を作り出すことも可能なんです。常々、お祖母ちゃんが、「冷えは万病の元」ですよと言っていたのは多分このことで、昔からお祖母ちゃんの言葉は知恵袋と言われていますが、カラダを温めればカラダに良いのには一理あったんですね。

今では生活の中にカラダを芯から温める事が日課になってます。やはり違うんです。調子の良さが。

 

(笑)HSP(熱ショックプロテイン)の基本的な入浴方法は42℃で10分間と覚えていただく事をおススメいたしますが、なかなか体調によっては辛い入浴法でもありますので、休み休み入浴するとか、半身浴でしっかり温めるとか、日々の入浴のなかでトータル的にカラダを温める=健康作りという前向きな健康入浴法でカラダの芯からまた、細胞レベルでカラダを強く、健康にしてみてはいかがでしょうか。また、いつか透明な卵白の温泉玉子を開発してみようと思います。(笑)

武蔵小山温泉 清水湯3代目談。

参考文献、加温生活 伊藤要子著。

参考画像、読売新聞の医療サイト