今一番欲しいもの・・・(笑)
2012年10月15日
皆さま。【あかなめ】ってご存知ですか?『古今百物語評判』によれば、垢ねぶりとは古い風呂屋に棲む化物であり、荒れた屋敷などに潜んでいるといわれる。当時の科学知識によれば、魚が水から生まれて水を口にし、シラミが汚れから生じてその汚れを食べるように、あらゆる生物はそれが生じた場所にあるものを食べることから、垢ねぶりは塵や垢の気が集まった場所から変化して生まれたものであり、垢を嘗めて生きるものとされている[3]。(ウイキ)あくまでも架空の妖怪ですが、ありがたいことに、お風呂の汚れを勝手にたべてくれるんです。
また「現在では、垢嘗もこの垢ねぶりと同様に解釈されている。その解釈によれば、垢嘗は古びた風呂屋や荒れた屋敷に棲む妖怪であり[4]、人が寝静まった夜に侵入して[4]、風呂場や風呂桶などに付着した垢を長い舌で嘗めるとされる[5][垢嘗(あかなめ)は、鳥山石燕による江戸時代の妖怪画集『画図百鬼夜行』などにある日本の妖怪[1]。風呂桶や風呂にたまった垢を嘗め喰うとされる。」と、寝ている間にお風呂掃除してくれるなんて、自動掃除機の「ルンバ」なみの高性能掃除機です。だんだん年をとってくると肉体労働がきつくなってくるものですし、深夜の労働もけっこうしんどいものですが、その日の汚れはその日の内にという思いと、せっかく来ていただいているお客様に喜んでいただけるように、一番洗いずらいカラン(蛇口)まわりも毎日丁寧に洗っています。
リニューアルして4年と半年近くがたっていますが、手前味噌ですが、結構きれいな状態を維持できていると思います。(カラン、カガミ、などは奥様の担当なのですが、本当に大変な仕舞掃除をキッチリ毎日しているので頭の下がる思いです。)さて、当然マットも毎日洗っていますし、温泉も毎日換水、交換してフレッシュな温泉が溢れています。風呂屋の夫婦揃って一日2回はお風呂にはいる綺麗好きが銭湯をしているようなものなので、これからもお客様のご期待を裏切らない様に、本当は「あかなめ」が一匹いてくれると助かるのですが(笑)お風呂の掃除をきっちりこなしながら、清水湯を愛していただいている、お客様に喜んでいただける銭湯を続けてまいります。
武蔵小山温泉 清水湯3代目談。
参考文献、あかなめ(ウイキ)
カテゴリ:雑談