美人温泉ソムリエ・石井 宏子さん。
2011年10月19日
武蔵小山温泉の3代目が常に温泉の勉強の基にさせていただいている方がいますが、その方が、温泉ソムリエ界の温泉ビューティ研究家の石井宏子さん。一度、取材でお会いしたことがあるのですが、本当にお綺麗で、お優しくて、教養の高さを感じることが出来ました。しかも、お友達に配るんだと武蔵小山温泉の義援金アヒルちゃんを10個も購入していただき本当に優しい、いい人だなーと感激しました。
石井さんは、温泉ソムリエで尚且つ温泉ビューティ研究家として活躍されていて、毎日、全国の温泉の湯めぐり、また全国の大学などで講演をしていらっしゃいます。温泉の素晴らしさ、実際に体感した事を科学的に体験的に研究・発表されていて、また本当に温泉を愛されていて温泉に対する全てに愛情と思いやりと優しさが凄い伝わってきます。このような方がいていただくお蔭で温泉業界、銭湯業界も存在意義や価値が高まってくるのではないかと思います。石井さんの姿勢はすごく勉強になります。僕が心がけないといけないと思った事が、お湯を沸かして風呂屋をやっているだけではなく常に進取の気持ちで何故、温泉は健康に良いのか?とか、何故、体を温めると湯治効果につながるのか等を勉強することは当然の事だと思いますし、お客様に説明も出来なければ、一流レストランのようにこの魚は何処産でどんな料理法でと言うようなのと同じように説明が出来なければ説得力もないと思うんです。石井さんから教えていただいた事の一つで、HSP(ヒートショックプロテイン)以前にもブログ(10月5日付け)で書かせていただきましたが、このプロテイン理論は今後注目株ですね。人間の身体は60兆個の細胞で出来ているらしいのですが、日々のストレスや、運動、病気、感染、過飲過食、アルコールなどで傷ついた細胞は自己免疫力で修復しようとするわけですが、HSPは細胞を温めることによりもともと持っているNK(ナチュラルキラー細胞)、リンパ球などの免疫系の細胞を活性化、傷ついた細胞の修復化を促進するということらしいのです。今まで温泉に行くと疲れが取れるとか、サッパリするとか、元気になるとか、根拠があったんですね。端的に言うと42度前後の温度で体を温めるとHSP(ヒートショックプロテイン)が増加して健康維持、病気予防の効果があると言われています。このHSPはまた詳しくブログにしたいと思います。(じぶんの勉強のためにも)
で、やはり、ここでおススメなのが武蔵小山温泉の2種類の温泉&岩盤浴です。だって42度と言ったら、まさに温泉の温度じゃないですか!そして、最近特に気温が下がってきましたので体の芯から温める意味でも岩盤浴も一押しです。(岩盤浴の効能・科学的な理論なども、後日ブログにいたします)季節の変わり目は、”冷えは万病の元”ですのでしっかり体を温めて健康で生き生きと前述の石井先生のように心も体も美しくあり続けたいものです。