岩盤浴の効果は持続的です。(季節の変わり目こそ岩盤浴を)
2012年09月07日
日が落ちるのが早くなってきましたね。なんだか残暑は厳しいですが、いよいよ秋の空気が漂ってきています。さて、岩盤浴に入られる方で、一番最初に入ったときの感想で「あまり温まった感じがしなかった・・・。」という方がいらっしゃいます。実はこれは正解で、このあと2回目、3回目からは「すんごく汗がでた」という風に続いていくんです。
それには岩盤浴の独特な温熱作用に理由があるんです。岩盤浴の権威でもある、五味クリニック院長の五味先生は、岩盤浴には三段階の温熱作用があると言っています。第一段階は、普通のお風呂で温めるような温熱作用で高温の岩盤から低温のカラダに熱が物理的に移動する「熱伝導」の段階です。そして第二段階は、岩盤の鉱石から発する遠赤外線が、カラダの深部に届いて細胞に運動エネルギーを与える、「共鳴振動」なんです。これは無数の細胞同士が摩擦しあってカラダが温まる「自己発熱」の段階です。そして第三段階は、カラダが温まったことで「代謝率」が高まり、その結果さらに熱が発生して体温を高め、さらに代謝率が高まりさらに熱を発生させるという「自己熱のスパイラル」なんです。
この熱のスパイラルは主に肝臓、などの内臓や大きな筋肉で始まり血流も盛んになり全身の温熱効果を広げる「血液循環」も含まれます。ですから岩盤浴は続ければ続けるほどに効果が高まりやすく、効果もじんわりとカラダに優しく、リバウンドもしない優秀な健康法といえるかもしれません。カラダに優しく、健康にも効果的な岩盤浴健康法を清水湯の2つの天然温泉と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
武蔵小山温泉・清水湯3代目談。
参考文献、発刊健康法、岩盤浴の秘密、五味常明著。
カテゴリ:知識