ビューティフルレインを見て思う事。
2012年08月09日
娘役の芦田愛菜ちゃんとお父さん役の豊川悦司さん主演のフジテレビのドラマビューティフルレインは見ていて他人ごとではないとドラマに引き込まれていきます。最近、かなり健忘症が激しくて、つねにメモ書きしてるんで、アルツハイマーなんかになったら大変だなーとこのドラマの題材にドキっとしちゃいますが、ドラマ自体はほのぼのとしていて安心してみていられるので毎週録画してお風呂の掃除がおわってからゆっくり夫婦で見ていますが、記憶力の低下は僕だけでは無くて、奥様もかなりきているようで、仲良く健忘症でアルツハイマーに何気に恐れています。(笑)さて、このアルツハイマーなんですが、伊藤要子先生の著書「加温生活」によるとアルツハイマーもHSP(カラダを加温すること)によって予防が出来るそうなんです。
著書によると「私たちの記憶力は30~40歳をピークにしてゆっくり低下していきます。」だれでも記憶力は低下するんですね。ただ物忘れには加齢などによる生理的な記憶力の低下と病的な記憶力の低下の2種類があるんです。病的な記憶力の低下はドラマ、ビューティフルレインでもあるように、同じことを何度も聞いたり、話したり、時間の感覚があいまいになったり、段取り、計画が立てられなくなったり、今いる場所が分からないで、ドラマ中でも自転車で同じところをグルグルまわってしまうようなことが起こるんです。終いには自分や家族のことさえも分からなくなってしまうなんて辛い病気なんです。本当にこれだけはかかりたくないと思います。
しかも、実は認知症の50%~60%を占め85歳以上では20%にみられる頻度の高い疾病としてしられています。原因は脳の記憶分野に関係する(海馬、頭頂葉、側頭葉)部位でアミロイドというタンパク質が構造以上を起こして凝集して沈着し黒い斑点(老人斑)が認められるようになります。アルツハイマーはしかも厄介なことにまだ確立した治療法がないんですね。現在できる範疇としては、当然専門医による処方のクスリの投与と、HSP理論によるカラダをしっかり温めてタンパク質を増加させるなかでアルツハイマーの進行予防に役立たせるということなんですね。アルツハイマーが脳内でのタンパク質異常ならば、HSPでタンパク障害の修復作用を利用してHSPの遺伝子を高発現させる研究もされているようです。HSP(熱ショックタンパク質)はカラダをしっかり温めることで丈夫なタンパク質が作られるものです。アルツハイマーの進行予防にもカラダを温めて健康的な入浴を普段から心がけていきたいものです。
武蔵小山温泉・清水湯3代目談。
参考文献、加温生活ヒートショックプロテインがあなたの健康を守る、伊藤要子著
カテゴリ:知識