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公衆浴場はスキですか?@朝日新聞


なぜか清水湯のフロントに意味ありげに先日の朝日新聞の切り抜きのコピーが置いてありました。タイトルは(5月26日の記事なんでフロの日に合わせたのでしょうか。)フロの日と言うことでお風呂特集、「公衆浴場は好きですか?」というもの。朝日とっているけど、見てなかんったな~などと反省しつつも内容を見てみました。公衆浴場(山の温泉も含めて、スーパー銭湯、健康ランド、サウナ、そして銭湯など)のなかでどのお風呂に入りたいかという質問には、ダントツで露天風呂の温泉、そしてほぼ同数で室内の温泉、3番目が岩盤浴でした。銭湯というカテゴリでは最下位、少しさみしくなります・・・汗。

露天風呂の黄金の湯♪

本来ならば銭湯のイメージが個店によってことなってくるので、銭湯カテゴリのなかでも、さらに分類してお気に入りの銭湯の順位分けをしてもらいたかったです。ただ、第1位から第3位の設備は清水湯にあるので、ひと安心でした。(笑)ほかに銭湯を好きな割合がありましたが、好きとどちらかと言えば好きを合わせると67パーセント!これは嬉しいですね。札幌国際大学教授の松田先生はこのコラムの中で言っていますが、「日本の生活様式が欧米化・個人主義化してきている」と指摘しているなかでも、「風呂文化は肯定的」と受け止められていて日本人に根付いていると分析しています。

室内の温泉(天然黒湯温泉)

また、江戸時代の式亭三馬の滑稽本「浮世風呂」には、裸になれば貴賤(身分の差別など)はないとして、本来銭湯は「心身を癒し、他者との交わりで情報や活力をもらう場所」であり、「とりわけ親子で入浴することでスキンシップしたり、他者とのふれ合いの場所」であると言われています。最近、映画「テルマエ・ロマエ」が大ヒットしていますが、さらに沢山の人に銭湯の良さを再認識していただき、沢山の方に足を運んでいただきたいと、この新聞コラムを読んで思いましたし、清水湯もさらにお風呂文化が沢山の方達に広められるように頑張ってまいります!

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、朝日新聞Between読者とつくる「公衆浴場は好きですか?」