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ストレスとは?(HSPヒートショックプロテインの効能)


かんがえてみれば、自分を含めて全てのものがストレスなんじゃないかと思います。それが、良いストレスなのか、悪いストレスなのかの違いと、そのストレスを受信する側の心の強さ、弱さの問題という事だと思います。同じストレス(ストレスの要因をストレッサ―と言います。)でも人によって受け取り方が違うものです。たとえば、テレビをつけた瞬間、モーニング娘がでていると僕は「あ~モーニング娘だ、相変わらず頑張っているな~応援してあげよう。」と思いますが、隣りにいる妻は「もーうるさいわねキャピキャピして。」などと言っています・・・。それは、価値観の違いもあると思いますが、まさにそれが物の捉え方で、人によっては喜びにもなり、苦痛にもなりるものなんですね。それをピンポン玉で例えると、ピンポン玉を押すとピンポン玉にかかるストレス(圧ストレス)にたいして同じ球体でいようとするんです。それと同じで、人間も一定のレベルのストレスには常に健康でいようとする防御反応があります。それを恒常性(ホメオスタシス)と言います。

恒常性(ホメオスタシス)の向上に効果あり。

このホメオスタシスは体温が通常の36・5~37度、phが7・3~7・4、血糖値は70~109mg/dlが正常値となっていて、人間の健康でいようとする普段あまり気にならない健康に戻そう、健康でいようという自然の生体防御システムはこの正常値に自然と近づけるようにしているんです。でもあまりに強い刺激(ストレス)には細胞の中のタンパク質が傷つき異常なタンパク質が出来てしまいます。こうした生体防御反応を超えたストレスに対して異常なタンパク質が出来ないように修復してくれるのが、HPS(ヒートショックプロテイン)なんです。このHSPはあまりに修復不可能のタンパク質にたいしてはそのタンパク質を分解してしまいます。人体の組成分は水を除けばほとんどがタンパク質で60兆個の細胞もタンパク質で作られています。早い話が人間はタンパク質といってもいいのです。

温泉で温めると効果的。

芯から温まります。HSPがさらに発揮されます。

そして健康なタンパク質が健康なカラダを作り、長寿を支える事になるんです。このHSP(ヒートショックプロテイン)いわゆる「回復力」とか「自然治癒力」などの異名がありますが、温泉に入って温めると最高なんです。字の如く「ヒートショック」熱を加えることの相乗効果により「プロテイン」タンパク質が本来の働きを強めていくわけです。昔からある湯治(温泉で温めてカラダの疲れや傷などを治す行為)などは長い経験値から温泉で温めると傷の回復力が良いとかを体験的に分かっていたのでしょう。現代の湯治場、武蔵小山温泉・清水湯でカラダをしっかり温めて、楽しみながら健康になってみてはいかがでしょうか。清水湯ファミリーは温泉のお蔭でいつも健康そのものです。笑。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、伊藤要子著、加温生活

参考画像ストレスケアとセラピーhttp://homepage3.nifty.com/knit-aya/stress.html