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風呂屋オヤジの提案(環境負荷の少ない石鹸、シャンプーを使おう!)


エコ銭湯を調べていると、どうやら石鹸で頭やカラダを洗う方が環境に優しいという事らしいので、少し調べてみました。いろいろ種々論じられていますが石鹸会社とシャンプー会社の思惑には興味が無いので端的に結論付けると、自然に一番近くて、優しいのはと考えると、やはり石鹸なのではと思います。正直、僕も髪の毛は石鹸シャンプーで洗っていますので・・笑。そこで、石鹸を使うのも界面活性剤や合成洗剤のシャンプーを使うのも、どちらでも個人の趣向でいいとして、清水湯で今後、販売予定の僕自身が使っている石鹸シャンプーの宣伝も兼ねて石鹸シャンプーの良さをご紹介しようと思います。皆さまは「小澤玉春」さんと言う方をご存知でしょうか?20年ぐらい前ですが、一冊の小澤玉春さんの本に出会ったのですが、この本の中に昔ながらの石鹸で髪の毛を洗うことの優位性が書かれています。

子供も石鹸で洗います。
無添加がいいです。

小澤さん曰く「前述省略・・・私たちはこのような添加剤入り石鹸を何十年もお風呂場で使ってきた。もしも皮膚に化学添加物が浸透すれば、その物質が皮膚に滞留しやすいことは多くの識者が認めるところ。つまり、肌は毒性物質といわれる添加物や香料によって健康を害 し、乾燥肌やシミやシワなどの老化現象を示していなければならない。にもかかわらず、無添加・無香料化粧品を使い、気を配ってきた顔よりも、添加物など気にせずに有添加・有香料石鹸を使ってきた身体のほうがずっと健康でシミもシワもない。顔がつっぱって石鹸では洗顔ができないと無添加化粧品を使ってきた人は言うが、有添 加のずっと、石鹸を使ってきた人は、つっぱって石鹸が使えないなどとは言わないのである。適度な洗浄を有する石鹸を使い続けることで、肌が健康な状態を保 ち、肌のバリアが正常に機能しているから洗顔時多少つっぱってもすぐに普通の状態に戻るからだ。つまり、石鹸添加物の有無は皮膚の健康にはほとんど関係がない。もちろん程度の問題もある。添加物の種類や濃度をやたらに増やしたら添加物のために皮膚が殺されてシミだらけになってしまう。しかし、そういう極端な例は現実にありえない。使用感を優先し、洗顔後の一時的な潤いを重視した合成洗顔剤は、肌のバリア機能を壊して保水する。当然、水分を逃さないための油膜が壊れているから、使いつづけることで乾燥肌になってしまう。洗顔剤で脂を根こそぎ洗い流して、乳液などで保湿し続けるから、いつまでたっても、本来のバリアが機能しない。

この石鹸シャンプーが優れものです。

更に、このように合成洗剤成分が添加物浸透 のきっかけをつくるような洗顔剤であれば、添加物の有無が肌のトラブルに大きく関わってくる。」これは、小澤氏の石鹸と化粧品の現実というコラムから抜粋したものですが、確かに界面活性剤は基本、石油が原料になっていることは有名ですが、出来たら石油で頭を洗いたいとは思わないのは僕だけでしょうか。いずれにしろ普通のシャンプーで洗うか、石鹸で洗うかは一人一人お客様のご判断で良いとして、今一度、昔は石鹸か灰などを使って髪の毛を洗っていて自然環境に優しい時代があったことを偲ぶのもいいかもしれませんね。さて、先述の小澤玉春先生、仲のいいお向かいのヘアブースサジのお姉さんもご存じで、自然派化粧品、石鹸シャンプーはかなり実績があると仰っていました。僕も石鹸シャンプーは気に入って使っていますので、いずれは清水湯で販売する予定です。(仕入れ値が高いので今しばらく検討中ですが・・・)

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、愛情石鹸生活http://www.sekken.genoa.jp/content/sekken/column01_ozawa/index.htm