好きな本ベスト1@清水湯3代目。
2012年03月26日
皆さま、本読みますか?最近は紙に書いてある文字よりも、パソコンやスマホなどの電子文字のほうが目にすることが多いのではないでしょうか?また、活字離れと言いますが、読書量もそういう意味では、紙の紙面のだけの時よりも今の方が文字を多く読んでいる気がします。子供の頃は読書は一切しませんでしたが、19歳ぐらいから縁があり俄然、本を読むようになりました。色んなジャンルの本を読むなかでも山岡荘八氏の徳川家康、吉川英治の宮本武蔵など、戦国物の伝記小説がお気に入りになり、鎌倉時代、安土桃山時代、そして明治維新このへんの時代の小説は欠かせなくなりました。最近も新しい小説を読みますが、なぜか心に残るのは、乙武洋匡氏の「五体不満足」。この本は良かったです。
清水湯の役割は皆様に健康になっていただく、そう言う思いで毎日、拙い健康ブログを書いているんですが、根本になるのは、心の強さや、精神的な健全さを主眼としているので心こそ大切という信念があります。大分前、スポーツ選手でカラダの強さが、心の強さに比例するということをコメントしていたのを聞いたことがあり、確かにそれもあるけど、それだけではないな~と思ったことがありました。僕自身は、心こそすべてだと確信しています。健康のバロメーターも、一元的には、血糖値や、心拍数、血中酸素など様々なものがありますが、どんなにパフォーマンスの良い強いカラダでも、心が弱ければ、使いこなすことは出来ませんし、多少の故障があったとしても心が折れなければ、勝利を導くことが出来る、そう信じています。さて、乙武さんの本もずいぶん前に読んで今は後輩に貸していてそのまま無くなってしまいましたが、この本、全てを通して伝わってくるメッセージは、「楽観主義で前に進んでいこう」という事だと僕の中で理解しています。
それも信念のある心の強さを備えた楽観主義です。清水湯に来られるお客様の中には、健康であったり、お風呂を愛している方だったり、色んな思いで来られていると思いますし、僕自身、健康ブログをたくさん書いていますが、根本は、温泉入浴を通して、心の健康であったり、心の強さであったり、心の美しさであったり、心の健康が、清水湯の温泉を通して身体の健康につなげていっていただきたいと思います。また他の何かの本で読んだことがあるのですが、「カラダの健康は限度がありますが、心は無限大である」ということは、心の健康を大切にしていくと言う意味では一理あると思いました。ただの温泉銭湯のオヤジの拙い想いですが、一人でも清水湯の温泉で心もカラダも健康になっていただけたらこれ以上、嬉しいしいことはないです。
武蔵小山・清水湯3代目談。
カテゴリ:想い