ロコモティブ症候群。(最初ロコモコの禁断症候群かと思いました。笑)
2012年03月15日
メタボリックシンドローム(症候群)は2008年に特定健康診査が始まって以来、超有名ですが、ロコモティブシンドローム(症候群)ってご存知ですか?僕はつい最近までテレビで見るまで知りませんでした。実は、健康知識の源泉である、健康運動指導士の更新に風呂屋稼業が忙しくて(と言っても海にサーフィンは週一で行っていますが(汗)まだ、行けてないんです。ですから最新の健康、運動の諸知識がついていけてない状態なので定番の健康知識をちょこちょこと出しているのが現状なんです。そこでロコモ(ティブ)症候群ブログに書きながら自身の勉強にしたいと思います。ロコモティブシンドローム(症候群)とは、「運動器の障害により、要介護となる可能性の高い状態」のことを言います。
日本ロコモティブシンドローム研究所によると、運動器とは「身体活動を担う筋、骨格、神経系の総称であり、筋肉、腱、靭帯、骨、神経、脈管系などの身体運動に関わるいろいろな組織、器官の機能的連合の事」とあります。簡単に言えば人間の身体活動で必要な身機能のこと(そんなに簡単でもないですね(苦笑)。身体は関節、筋肉などすべてが関連(つながって)していて、仮にひとつの関節が動かなければ、全身に波及してくる危険性もあるわけなんですね。その身体のいずれの機能が故障ないし、損傷することが突然くることもあるでしょうし、長い時系列のなかで生活習慣病として現れることもあります。
日本整形外科学会のHPには、日本は凄い勢いで高齢化社会に突入してきており、確かに平均寿命が80歳は今までにない時代の到来であることも確かなんですね。このロコモの概念はその高齢化していく社会をいかに健康的にまた活動的に充実した生き方ができるかという事を重点にしているところが、ポイントではないかと思います。メタボ予防と同じで、ロコモ予防は健康、長寿のための予防知識で今後はメタボ、ロコモの両輪が重点的になってくると思います。いかに身体の活動力を低下させないでいけるかという事が、大前提であるならば、清水湯で毎週木曜日に65歳以上のお父さん、お母さん達が楽しそうに「出会いの湯」という歌あり踊りありのレクリエーションをした後にお風呂でサッパリというのも、ロコモ予防に一役かっているのでしょう。また、温泉分析書の効能書きにも関節痛、疲労回復、などロコモ予防に効果のありそうなことが書いてありますので、温泉のロコモ予防、意外とつながりが深くなりそうな気がします。まだまだ、これからの健康の概念ですが、高齢化が進むにつれて更に注目されていくロコモティブシンドローム(症候群)今後も更に知識を深めてまいります。
参考文献、公益社団法人 日本整形外科学会HP、
参考URL http://locomothibu.net/
武蔵小山温泉・清水湯3代目談。
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