HSP(ヒートショックプロテイン)とは?
2012年04月25日
体温と病気の関連を端的に表わすとしたら「冷えは万病の元」という言葉で表すことができるのでしょう。風邪やインフルも罹る(かかる)共通点は疲れやストレスもありますが、基本的には身体の冷え(環境や身体活動の低下など)が原因であることが多いようです。最近の理論からHSP(ヒートショックプロテイン)という冷えとは真逆の身体を温めることにより免疫力を増強して病気にならないような身体作りを可能にする理論が脚光を浴びて来ています。今までは、単純にお婆ちゃんの知恵袋的な感じで「冷えは万病の元」と連呼していましたが、エビデンス(科学的論拠)として実証されだしてきています。
その中でもHSP(ヒートショックプロテイン)の効能を何点か挙げたいと思います。気分よく!前向きに!向上心をもって!というように元気一杯に生きていきたい人には最適な考え方に通じるかもしれません。
・余裕のある生き方、プラスαの健康、体力を与えるのがヒートショックプロテインです。
・自然治癒力を高めて、ストレスで傷ついたタンパク質を修復してくれるのがヒートショックプロテインです。
・体は水分を除いてほとんどがタンパク質で出来ています。傷ついたタンパク質を修復するヒートショックプロテインは「健康の万能薬」です。
医学の父ヒポクラテスも「薬で治らなければ手術で治すことが出来る、手術で治らなければ“熱”によって治すことが出来る、」と“熱”いわゆる“温熱”が病気の治療、予防法として非常に有効な手段だと述べています。これら引用させていただいている愛知医科大学の伊藤要子先生も仰っているように簡単にHSPを増やすには、お風呂に入ることを勧めています。難しい理論も大切ですが、まずは心も体もホット一息、清水湯の温泉力抜群の2つの天然温泉でHSPを高めてつまらない病気など吹き飛ばして健康生活を満喫しようではありませんか。
参考文献、伊藤要子著、加温生活(ヒートショックプロテインがあなたを健康にする)
武蔵小山温泉・清水湯3代目談。
カテゴリ:知識