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岩盤浴の科学。(岩盤浴の温熱効果)


武蔵小山温泉・清水湯がリニューアルオープンした平成20年の約2年前の平成18年7月29日、一冊の名著が第一刷発行されていたことに最近気が付きました。それは、「発汗健康法・岩盤浴の秘密・遠赤外線とマイナスイオンの驚くべきパワー」なんだか、僕の為に書いてくれたのでしょうか。(笑)でも6年も経って気が付くなんてのんびりし過ぎです。さて五味常明先生のこの岩盤浴の本を開いてみると「岩盤浴は、日本で生まれた日本が誇れる入浴法」であると説いています。また「岩盤浴は、体を芯から温めて“デトックス”、“アンチエイジング”になるので、老若男女を問わず、手軽に利用できる“健康発汗法”なのです。」とあります。更に、岩盤浴を始めて利用した時によく感じることで、「最初の岩盤浴はあまり、汗が出なかった。」でも「2,3回目からすごい汗がでて目があけられない」などという意見が多いのです。それは、岩盤浴の『温熱作用の仕方に理由があります。そして温熱作用は3段階ですすむと考えられています。』

岩盤浴の汗ってサラサラです。

第1段階は、温かい岩盤による直接の作用です。普通のお風呂と同じで高温の岩盤からより低温の身体に熱が物理的に移動する「熱伝導」の温熱作用のことです。

第2段階は、岩盤浴の鉱石から出る、遠赤外線が、体の深部に届いて「細胞に運動エネルギー」を与えることです。これを「共鳴運動」と言います。人間の細胞はやく60兆個あると言われています。その無数の細胞同士が摩擦し合って体がまったりと温まる「自己発熱」。

第3段階は、体が温まったことで、「代謝効率」が高まり、その結果さらに熱が発生して体温を高め、さらに代謝率が高まり、さらに熱が発生するという「自己熱のスパイラル」がおこります。このスパイラル、主に肝臓などの内臓や筋肉ではじまり、代謝をよくして血行が盛んになり、全組織へと温熱効果を広げる「血管循環」も促進します。

岩盤石と湿度のバランスが良い感じなんです。

五味先生が、更に強調しているのは、「岩盤浴の温熱効果は深く、長く続く」ということです。それは上の第一段階では受け身の温熱効果ですが、第2と第3段階では人間自身が発生させた熱であり、しかも第3段階の代謝は酵素による触媒作用という化学反応であるため、酵素活性を高めるためには、岩盤浴は繰り返して入浴するほど温熱効果が高まり、深く、長く岩盤浴の恩恵を享受することが出来るとと言われています。

岩盤&天然温泉で美人度アップ!

最近、清水湯の若旦那(笑)も岩盤浴に毎日、入って昨年末から体重が8キロ、健康的にダイエットを成功することが出来ました。更に岩盤浴のあとは清水湯の天然温泉で美肌効果倍増!一年を通して健康的で美容にも優れた岩盤浴を生活の一部にしてみませんか?「百聞は一見にしかず」岩盤浴は、3回は体験すると、本当に良さが分かります。さー、健康的な美しさを岩盤浴で創っちゃいましょう!

参考文献、 五味常明著、発汗健康法・岩盤浴の秘密・遠赤外線とマイナスイオンの驚くべきパワー

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。