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療養泉の規定。


療養泉には、一定の規定があるんです。それは【鉱泉のうちで温度と成分の質、濃度から「特に治療の目的に供しうるもの」を「療養泉」と言います。療養泉の基準は条件に合わせて泉質名がつけられ、それぞれの適応症や利用法を表示することが認められています。この基準は1957年の「衛生検査指針鉱泉分析法・療養泉の規定」によって決められました。最新の基準は2002年の環境自然環境局の「鉱泉分析指針法(改訂)」になります。

やはり黄金の湯は良いです。笑

(その後の改訂は未確認)同指針によりますと療養泉とは、①源泉での温度が25度以上ある。②ガス性のものを除く溶存物質の濃度が泉水1キログラム中に1000ミリグラム以上あるか。③銅イオン、アルミニウムイオン、ヨウ化物イオンなど7種類の物質のうち、ひとつでも既定量を超えていて。④温泉医学の経験から医療効果が期待できる鉱泉。となっています。面白いのが温泉効果に対して、ラテン系の人たち(フランス、イタリアなど)は温泉の質に関係なくある症状や疾病に医療的な効果があれば療養泉と考えるのに対して、ゲルマン系(ドイツ、オーストリア、スイス、ロシア)などの人たちは温泉成分と濃度に基準値を求め温泉の物理的、化学的な基準に基づいて療養泉と認定している点が異なっています。日本人の療養泉の考え方は総じてゲルマン的な思考法と同じで温泉成分の濃度などに療養泉としての基準にこだわっているようです。】

毎日、入っています・・・笑

さて、清水湯の黄金の湯はそれこそ温泉成分が非常に高く、療養泉のなかでもかなり濃い成分で満たされています。この贅沢ともいえる天然温泉を450円という銭湯価格で堪能できるなんて最高にお得ですよ。また温泉に入浴して体を温めるだけでも健康になるのですから春夏秋冬、温泉を生活の一部にして健康的で幸せな長生き人生を享受してみてはいかがでしょうか。

参考文献、温泉と健康 阿岸祐幸著  加温生活 伊藤要子著

武蔵小山温泉・清水湯3代目談