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江戸っ子は熱湯がお好き。


よく「ちゃきちゃきの~」と地元武蔵小山の祭りのとき、威勢の良い人を見かけるとつい言葉にでてしまうフレーズですが、本来は、長男、嫡子(ちゃくし)がなまって「ちゃきちゃき」になったらしいです。それに江戸っ子とは3代続いた長男のみ「江戸っ子」というらしいのを今、ウイキペディアをよんで知りました・・・笑。さて江戸っ子は細かい事にはこだわらず商売下手、意地っ張りで喧嘩早く、駄洒落ばかり言うが議論は苦手で、人情家で涙にもろく正義感に溢れて・いきでいなせ、宵越しの銭は持たない、短気で気が早い、などとも言われ、江戸っ子気質(えどっこかたぎ)などとも呼ばれています。(あまり僕には当てはまらないようです・・・笑)あと風呂はこれでもかというほどの熱湯好きといわれています。

関係ないけど江戸っ子です・・・笑。
昔も今も粋な人はいるんですね。

昔の清水湯は熱いところでは45度ぐらいありましたが、常連さんは「湯が噛みつくぐらいが丁度いいんだ」などと体を真っ赤にして入っている横で遠慮気味に差し水しながらお風呂に入っていました。今では営業中にお風呂に入ることはありませんが、当時は清水湯の銭湯の風呂しかなかったのでお客様とお風呂に入るのが当たり前だったんですね。さて、江戸っ子は熱湯が好きといってもやはり、限度がありますし、一部のお客様しか入れないのでは困りますから、最大公約数で一番の適温41度~42度に現在では設定させていただいています。お風呂に入る時の基本的な諸注意ですが、お風呂で一番危険な事故は、のぼせ(逆上せ)による、溺れ、転倒などがあります。

あまりに可愛い画像なので使わせてもらいました。☆彡

特に最近多いのが、こののぼせです。普段の体調を良く見極めて、自身の健康状態とよく対話することが非常に大切です。お風呂に入る際は、事前に一杯のお水を飲むようにする。かけ湯をしてお風呂の温度に体の温度を馴染ませてあげるなど、入浴時の事故を未然に防ぐことは重要です。入浴は日本人の伝統文化だと思います。正しい入浴が出来てこそ本当の粋な伝統を楽しめるいなせな日本人といえるでしょう。粋でいなせな入浴は、絶対安全、安心、そして自身の健康管理をしっかり認識しながらの絶対無事故の温泉入浴ですので、清水湯の最高な天然温泉を最高に安全・無事故で楽しんでいただけたらと思います。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考画像、せれぶもどきな午後 http://00pon00.blog130.fc2.com/blog-entry-554.html