腹八分に病なし腹十二分に医者足らず☆
2012年01月19日
昔から『腹八分に病なし腹十二分に医者足らず』と言って健康の基本、食事のあり方を端的に表わしてくれています。またエジプトのピラミッドの碑文には『人は食べる量の4分の1で生きている、残り4分の3は医者が食っている』と言うことわざもあり、食べ過ぎを戒めている言葉って沢山ありますよね。本当に身につまされます。(笑)しかし極真空手の創始者・大山倍達氏は『大食は強運なり』という真逆の言葉もあり、食べないと強くならないとありますが、それも真理だと思います。僕は基本、よく噛んで食べればいいと思っています。あまり気にしすぎると美味しく食べれないし・・・ただ健康という事を考えると腹は八分目でしょうね間違いなくそう思います。
で食べ過ぎるとどうなるかと言いますと医学博士の石原先生曰く、血中コレステロールが上昇、中性脂肪、血糖が過剰になり高脂血症(動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞の原因)、高血糖(糖尿病の原因)がおきてきます。血管の中はドロドロの状態になり血流も滞りがちになり、乳酸、ビルビン酸、尿酸などの老廃物も増えてきます。そもそも血液は食べ物から水、タンパク、脂肪、糖分、ビタミン、ミネラルが胃腸を通して供給され、肺からは酸素が供給され骨髄からは赤血球、白血球、血小板、内分泌臓器からはホルモンが供給されて血液となります。その血液は絶え間なく人体の60兆個あると言われている細胞に栄養分を送り続けています。
更に各細胞から古くなった老廃物を受け取り腎臓から排出しています。ですから血液は人間の生命活動の生殺与奪(せいさつよだつ)を全て握っているといっても過言ではないんですね。よって血液の流れが健康のバロメーター(基準)になり、血流が悪いと不健康になる可能性が高まってきます。小川のせせらぎも流れが滞ると、匂いが出てくるのと同じで血液が汚れてきます。そのため血液が汚れることによって身体にはある反応が現れてきます。実はそれは浄血反応なのですが、(以下項目別)
①発疹・吹き出物 ②炎症 ③動脈硬化、胆石、尿路結石 ④出血、ガン
以上が血の滞りにより起こり得る浄血反応ですが、さらに踏み込んでそれら血の滞りを解消する手立てをご説明させていただきます。
①よく噛んで腹八分目 ②穀類:野菜、果物:肉、魚の比率を6:3:1 ③体を温める食べ物を食べる ④せり科の食べ物、発酵食品を食べる。 ⑤植物繊維を十分にとる ⑥温泉、サウナ、などで体を温める。 ⑦瞑想・イメージ療法を行う。
やはりここでも温泉に注目ですね!簡単に銭湯価格で温泉を堪能で来て、しかも健康に繋がっていくのであれば最高におススメです!以上は医学博士の石原結實先生の著作から引用していますが本当に理に叶った健康バイブルとしてこれからも熟読しつつご紹介してまいりますので乞うご期待くださいませ。
参考文献 カラダ『毒抜き』革命 石原結實先生
カテゴリ:雑談