冷えは万病の元。清水湯健康メモ。(体を温めることの重要性、その壱)
2012年01月10日
風邪は万病の元、風邪は英語で“COLD”。ですから「冷えは万病」の元なんですね。最近、熟読している『カラダ毒抜き革命』石川友結實先生の本に書いてありましたが、あるあるなるほどと頷いてしまいました。この本いいですね。医学博士である石川先生ならでは説得力があります。皆さまも是非一度手に取って読んでみてはいかがですか。本全般に言えることですが、西洋医学に偏っていなくて、かといって東洋医学だけでもないし至極道理に則っているので、読んでて納得できますし、非常に分かりやすく問題提起をしつつも対処法も細かく列挙しているところが心憎いですね。さて、昔から“冷えは万病の元”と言われていますが、言葉一つとっても、昔からの言い伝えが含まれていたりして英語でさえ風邪(COLD)なんて分かり易すぎますし、気が付かなくても伝承的なものが含まれているような気がします。(文字や言葉にもおばあちゃんの知恵袋的な要素ってあると思います。)
で、この石川先生の全190ページのデトックス決定版の本、面白いことばかりなのですが、一つだけ要約して掻い摘んでご紹介すると人間は「赤ちゃん」の状態で生まれてきた時は体温が高い状態で生まれてきます。赤血球の多いい多血症(貧血の反対)の状態で生まれ、いずれ白髪になり、白内障に、皮膚に白斑ができだんだん白っぽくなり「白ちゃん」の状態で老化、そして最後は土に還っていきます。温かいと「赤ちゃん」のように柔らかいし、冷たいと冷蔵庫のお肉と一緒で「白ちゃん」のように硬くなります。筋肉や骨の温度が低いのが理由です。全身の体温が低くなると内臓も硬くなってきていわゆる動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの症状が現れてきます。その最たるものが、癌。癌細胞は、(やまいだれの中に岩と書きます。)硬い病気であることを文字が現しています。この本を読むと石川先生曰く、「癌を始め、循環器系の疾患は一面、冷えの病気」なのだと言っています。
ちなみにこんなことも、バセドウ病の方は甲状腺機能亢進症のため新陳代謝が活発でイライラと痩身、発熱や下痢の症状になるのですが発がん率は一般の健常体の方に比べると1000分の1以下らしいのです。癌(がん)細胞と正常細胞を培養して耐熱試験をすると正常細胞は43度まで生き延びますが、がん細胞は、39,6℃で死滅することが知られています。(ドイツのブッシュ博士・がんの自然治癒力1866年)これは自然治癒したがん患者は全員、肺炎(おそらく結核など発熱を伴うため)丹毒などに罹患(りかん・病気に罹っていること。)して発熱していた患者だったことからも、“がん”はそれほどまでに熱に弱いと言うのです。そのことを端的に表わす症例として、人間の身体は頭のてっぺんから足のつま先まで何処にでも“がん”が出来るのですが、心臓と脾臓に“がん”は出来ないのです。何故ならば心臓は46時中動き続け(休んだら死んじゃいます。汗)発熱量が高い臓器で脾臓は赤血球が多く温かい臓器だからと言われています。
温めることは、すなわち健康的に生活が出来る事なんですね。日本には優れた、温泉が沢山あります。その中でも都心にあり(少し下町ですが・・・)利用しやすい450円という銭湯価格で心も体も芯から温められる武蔵小山温泉・清水湯で温泉を楽しみながら病気予防もできるなんて最高だとおもいます。さて、この続きは更にブログ化してまいります。石川先生の著書、「カラダ毒抜き革命」こちらも是非、読んでみてはいかがでしょうか。凄く面白いですよ(笑)
武蔵小山温泉・清水湯、専属健康運動指導士。(体を温めることの重要性)
カテゴリ:想い