温泉でデトックス!「気」、「血」、「水」の流れで体質改善!
2012年01月05日
アマゾンでいい本買いました(笑)「カラダ毒抜き革命」医学博士・石原結實著。抜粋するといわゆる不定愁訴は「なんとなく調子が悪い」、「スッキリしない」、「疲れがとれない」など不調や不快を訴える人が増えていて、それらが続いていくうちに更にうつ病や自律神経失調症、不安神経症などに発展していったり高血圧、胃潰瘍などの身体疾患になっていくことがあるそうです。病気は「病半分、気半分」と言われていて「気」そのものに症状が現れてくることが多いものです。精神的なストレスが身体症状を引き起こすという心身症は前述の胃潰瘍、高血圧、心臓神経症、過敏性大腸炎、円形脱毛症、気管支ぜんそくなどと、ストレス性の肝炎、すい炎、高脂血症などまであります。種々の婦人病、リウマチ、などもストレスが起因であることも少なくないそうです。(ノーベル賞受賞者のストレス学説のセリエが外部からの刺激をストレッサ―と呼びその結果生じた生体の変化をストレスと名付けました。)ストレスがある人とない人では、NK細胞(ナチュラルキラー細胞・がん細胞を攻撃する免疫系の細胞)が半分ほども違うと言う研究発表もあるそうです。
漢方医学では、「気」、「血」、「水」の流れがこれら種々のストレスによって滞り(瘀)「気滞、瘀血、水滞」こそ万病の原因としています。逆に体内の「気の流れ」、「血液の流れ」、「水分の流れ」の「滞り」を改善して体内にたまった毒素を排出すると種々の病気や体調不良から逃れられるのであるといえます。ともすれば、レントゲン検査や血液検査には異常がないといって症状としての訴えや、不調を軽視することで重大な病根を見過ごしてしまう危険性も往々にしてありますので、この「気、血、水」の流れをよくしてあげて、毒素を体外に排出できれば不定愁訴は改善できるとされています。また、いわゆる対症療法、アレルギー疾患にも治療が早まるなど大きな助けになるといわれています。さて具体的には滞りを改善するにはどうすれば良いのか?7つの方策が紹介されていましたので簡潔に抜粋させていただきます。
①食事はよく噛んで、腹八分目まで。
②穀類:野菜・果物:肉・魚の比を6:3:1にして食べる。
③体を温める食べ物をしっかり食べる。
④せり科の食物、発酵食品をしっかり食べる。
⑤食物繊維を十分にとる。
⑥入浴・運動で体を温める。
⑦瞑想、イメージトレーニングを行う。
さて、やはり武蔵小山温泉・清水湯としては⑥番に大注目です!(笑)ここまでくるのに長かった~。で、この⑥番だけ詳細に説明させていただきます。入浴、温泉浴、サウナ浴、岩盤浴などで体を温めて、発汗するとスカッと爽やかになります。これは血行がよくなり血の滞りがとれる、水分の滞りがとれる、気の滞りがとれる証拠であります。入浴で体温が上がると、血栓を溶解する「プラスミン」という酵素の生成が促進して血液がサラサラになる。また、血液中の白血球の働きが活性化して白血球が血液中の老廃物を貪食することがわかっています。白血球は殺菌や免疫系の働きにかかわっているのですが、最大の存在意義は体の血液の中の老廃物、有毒素の貪食(どんしょく)・処理なんです。と、温泉に入浴するだけでこんなに薬理効果があるんですね。でも理に叶っているとおもいます。風呂上りのさっぱり感は理屈抜きに気持ちが良いものですから。(笑)さー!今年も元気一杯、清水湯の温泉に入りながら健康で病気知らずな一年をお過ごしくださいませ。
参考文献、カラダ「毒抜き」革命。
武蔵小山温泉・清水湯、専属健康運動指導士談。
カテゴリ:雑談