入浴の心得その壱・入浴前は一杯のお水を飲むことをおススメいたします。
2012年01月04日
皆さま、お正月は如何お過ごしでしょうか?清水湯は元日から休まず全開で営業中でございますので、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。さて季節柄、外気温と入浴温度の差が大きいと入浴時に身体の血圧が急上昇しやすくて大変に危険です。特に最近、入浴時の『のぼせ』が多くなってきておりますので、入浴前にコップ一杯の水分補給を心がけましょう。
疲れやストレスがたまりやすい現代人には、仕方のないことかもしれませんが入浴の際のストレスの解放の度合いが大きい程、時には気を失うこともあります。入浴直後は血圧が上昇しますが、体が温まるほどに血圧は下がります。実はこのタイミングが気を失いやすくて、時には卒倒して頭を打ち付けたり、風呂の中でしたらそのままブクブクと沈みそうになったりとか、入浴中の事故って結構怖いんです。年間の入浴時の重篤な事故は交通事故よりも多いという統計もありますので、日頃のお風呂に入ると言う日常習慣ですが、心と体と対話することを忘れない様に絶対無事故で温泉入浴を楽しんでいただけたら幸甚でございます。まずは3つの事を心得として覚えてみてはいかがでしょうか?
壱)、入浴前にコップ一杯のお水を飲む。
弐)、必ずかけ湯をする。(まずは手足そして全身に)
参)、長湯は控える。
これだけでも、ずいぶん体の負担を減らすことが出来ます。また清水湯には内風呂と露天風呂がありますが、体の負担を軽くする意味では、外気温が身体にストレスとなることもありますので、内風呂から入ることをおススメいたします。食後直ぐの満腹状態での入浴、激しい運動の後も、のぼせの症状が出やすいと言われています。アルコールを飲んだ後は言うまでもありませんが、温泉は楽しむものですので、正しい入浴法を守りながら、無事故、安全で大地の恵みの天然温泉を日々の生活に取り入れて健康と充実した温泉ライフを満喫してくださいませ。家族のため自分のため健康で長生きの一助になる温泉健康入浴を楽しんでいただけるよう心より願っております。
武蔵小山温泉・清水湯3代目談。(冬の時期に増える入浴時の危険性について)
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