幸せの銭湯☆清水湯で家族の絆を深めてはいかがですか?
2011年12月20日
銭湯っていいですよね?何にしろみんなが只の裸で地位や名誉も関係なく、みんなが只の人で平等に温泉を楽しめるんですから、カッコつけててもしょうがないし、和気あいあい譲り合って大人は子供に子供は大人を礼儀やマナーや道徳を教え合っていけて本当の裸の付き合いの出来る銭湯の場は本当に素晴らしいと思います。決して大人だからといって子供に礼節を教えてあげる立場にはないんですよね。ただ年を重ねれば偉くなる訳でもないし、、逆に子供に恥ずかしくない大人として自覚しなくちゃいけない訳ですから。そういう意味では大人の背中を見せるという事は、子供たちにとって恥ずかしくない大人になることが自分も含めて子供たちに対しての礼儀やマナーを覚え教えていく事につながってくるんですよね。また、広いお風呂で色んな沢山の方々がいる中で、地域のコミュニティーとして真っ裸で老若男女が集う所は銭湯ぐらいしかないと思いますので家族で子供を連れ立って銭湯でお風呂に入るという事は、かなりの情操教育につながると言われています。
お風呂に入る前は、必ず『かけ湯』をすることなどは、自身の身体の汚れやお風呂に入る前の前段階として、体を温めて血圧を急激に上げないなどの効果の他に他者を思いやる、気遣うという感謝の思いや、優しさ、慈しみさなどを自然と覚える事に当たります。またお爺ちゃんの背中を流してあげるとか、隣りの人にお湯がかからない様に気配りをするとか、少ない席を譲り合うとか、自分が人にされて嫌だなと思う事をしないという事が、公共の場で楽しく自由に自分らしくふるまうことの出来る最低限のマナーであると言えます。この他の人に迷惑をかけないという事は、ある意味全ての一般社会の倫理にも通じることであり、老若男女、年配は青年を自分より立派な人間に成長できるように励まし、支えてあげる、青年はその期待に応えてあげるために自分にしかできない事を何かキラリと光ることを成し遂げられるように努力していく、世代を超えて重なりあって日本のこの行き詰った世相を打破できるような人材を生み出せるような地域のコミュニティーが、案外銭湯だったりしてもいいのではないかと思います。たかが銭湯ですが、人は人の中でしか成長できない訳ですから、(金八先生の言葉)どんどん、銭湯の風呂に入りつつ気宇壮大に夢を語るも良し、家族で、親子の絆を深めるもよし、名前だけは、験の良い『黄金の湯』で運をつけてビッグスターになるも良し、皆様の常に立ち返って帰ることの出来、また出発の出来る、そんな皆様の人生の元気と勇気と成功の源泉になれたら最高に嬉しいです。
武蔵小山温泉・清水湯3代目談。
カテゴリ:想い