健康の源泉☆清水湯流☆生活習慣病予防シリーズvol 2。(ストレッチング編)
2011年12月11日
皆さま。先日お届けした、健康は足から「足は第2の心臓」ウオーキングと温泉で健康増進を図っていくという思いから書いたブログが結構好評でしたので、更に運動を行う前の心得として準備運動の重要性を簡単にレクチャー(解説)してみたいと思います。そもそも清水湯の温泉を利用した健康増進の目標は『生活習慣病の予防』、そして『おじいちゃん、おばあちゃんになっても元気ハツラツで充実した楽しい人生を送ること』の二つを清水湯の2大目標にしております。温泉&健康のための生活習慣病予防法のブログをシリーズ化として散歩(ウオーキング)を始めるにしても季節は晩秋、から冬に移ろいでいますので寒くて外に出たくないし、普段運動していないので急に運動などしたらかえって体の調子を崩してしまいそうで心配と思われる方、そもそも運動など嫌いと言う方もいると思いますので、そこでまずは温かい室内で準備体操(ストレッチング)を試してみることを提案いたします。監修には引き続き専属の健康運動指導士、JAC(日本カイロプラクターズ連盟所属)の相談役を交えながら進めてまいります。(全て清水湯3代目のことですが・・・笑)
さて、ストレッチングとは柔軟体操の一種であり、具体的には「筋肉をゆっくり伸ばしていき、その伸張した状態を維持する」という“筋肉伸張法”の事です。大事なのは呼吸法と合わせてただ筋肉だけを伸ばすことだけを意識するのではなく、筋肉の伸張(ストレッチ)の際に呼吸を吐く、次の動作に移る時に呼吸を吸う、または伸張と弛緩の間、静かにゆっくりとお腹で呼吸します(腹式呼吸)。そして更にその腹式呼吸をしながら今伸ばしているであろう筋肉を意識しながら更に筋肉の可動域を広げていく。その時、大切なのは筋肉とそれに付随する靭帯、関節などを考慮にいれて正しい角度と強度と長さで静的なストレッチングを心がけます。静的なストレッチングとはラジオ体操のように「イッチニィ、イッチニィ」反動をつけて体操するのではなく、反動を付けずにゆっくりと静かに筋肉、関節を伸ばしていきます。前述のように腹式呼吸と併用しながら行う事が効果的です。
まずは大きい主要な筋肉上半身であれば大胸筋、腹筋、広背筋、僧帽筋、三角筋、下半身であれば大臀筋、大腿4頭筋、大腿2頭筋、下腿3頭筋、腱であればアキレス腱、腕なら上腕2頭筋、3頭筋等です。これらの筋肉を時間をかけてゆっくり筋肉を意識しながらストレッチを行います。ストレッチングの素晴らしい所は、毎日、または定期的に継続して行う事により筋組織の柔軟性、血流の向上などを期待できることからアンチエイジングにも役立ち、関節可動域の向上、(たとえば本来脱臼や捻挫など挫いてしまうような状況でも身体の柔軟性から未然に防止することが出来ます。)また心身の体調管理の一助にもなります。続けていくうちに、今日は単純に体が硬いとか、何処かが痛いとか、腹式呼吸を行いながら行いますので内臓にも意識がいくことから全身の体調の日頃の管理が容易に出来るはずです。ストレッチングとはいえ実は結構、運動量と酸素消費量の多い立派な運動なんです。慣れないうちは準備体操であるストレッチングで汗がだらだら垂れてくると思いますし、ぐったり疲れちゃうかも知れませんが、自身の身体と向き合う事が出来、対話をするように体の各パーツを意識しながら基礎運動能力を向上させてあげてから『ウオーキング』などからお手軽な運動を始めてみては如何でしょうか。有酸素運動でお気軽、お手軽の運動は他には水泳や水中歩行など軽程度の運動強度もあります。(厚生労働省の指針ではメッツという運動指数がありますので後日詳細を掲載いたします。)
また運動の前のウオーミングアップは必須ですので、運動前の呼吸を整える、運動を始める前の体調を整える意味でもまずはストレッチングから初めてみるのも良いかもしれませんね。運動嫌いな方も体がどんどん柔らかくなっていくごとに身体が若返っていく喜びを感じるはずですし、お風呂上り(温泉入浴後もベターです。)は更に体の柔軟性が増しますのでストレッチングには最適です。幾つになっても若々しく壮健に充実した健康生活を送れるような充実した健康的な習慣を身につけていけば生活習慣病など吹き飛ばしていけるのではないでしょうか。日々の生活の中に健康になる源泉・武蔵小山温泉・清水湯とともに元気一杯人生を楽しんでまいりましょう☆彡
武蔵小山温泉・清水湯3代目談。
参考文献 健康運動指導者必携ハンドブック、NHK健康ストレッチング。
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