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湯童!(武蔵小山温泉雑談系ブログ)


湯童(ゆどう)・・・。それは古の銭湯に生息するといわれている伝説の生き物「河童」(かっぱ)なのかそれは誰にもわからない。ただ、銭湯を愛してやまない銭湯の化身として古来より仏仏神々のなかにいるとかいないとか。時には床を拭き、時には便所のスリッパを入る人のために向きを変え、化粧台の髪の毛を拭きとり、桶椅子を片付け、かならず全身洗ってから沐浴をするほぼ神のごとき振る舞い・・・。

それが「湯童」きっと心の中で口ずさんでいるのは「ブギウギブギウギ♪」なのかもしれません。それが「竜童」いえ「湯童」。今日もどこかの銭湯の下座のカランの片隅にいるかもしれません。人々の銭湯の営みを傍目にみながら。「湯童」それは人々の心の中にいる「善なる心」なのかもしれません。

若旦那太郎