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こどもにサーフィンをさせたかったら。(武蔵小山温泉子育てブログ)


波にのるって素晴らしいのです!ふわっと押しだしたうねりから波にかわる瞬間、波との呼吸にあわせて自分もふわっと合わせるだけで、地球上でここにしかない自分と同じ波がひとつとしてない唯一の波とひとつになって波がまたもとの海にもどるまでその素晴らしい波を享受することができるのです。サーフィンそれは、遥か彼方でうまれた波は長い旅路の果てに永遠とおもわれていた波の命が波涛となって砕け散り昇華する瞬間、人はその波に生の終わり、そしてまた生まれ変わる為の生のはじまりを知らずのうちに波にのることによって生命に刻むことができるのかもしれないのです。ただ、海に抱かれるように浮かんでいるだけでもなにか心にかかえていたものが大海に溶けこんでいくような錯覚さえも感じる、海からあがってきたとき生まれ変わった自分を感じるのも海、そしてサーフィンのすばらしさなのです。

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さて、そんな海大好き、サーフィン大好きな若旦那ですが、じつか3人の子供たちはサーフィンをしないのです。そこで、あの手この手でサーフィン大好きボーイズ&ガールズにしようとここ数年頑張ってみたのですがなかなか思うようにならなかったのです。その理由は「サメがいるからこわい」「水が冷たい」「海がきたなくて何がいるかわからない」「くらげがいや」などなど、そこで何をしたかといいますと、とにかく「勉強」「受験勉強」「猛勉強」そう勉強をさせたのです!子供のなかで一番きらいな勉強!勉強ばかりの夏休み、そーっと耳元で「たまには海にでもいこうか?」とささやいてみました。すると「行きたい!」なにかこの雁字搦めの環境から逃れたい一心のような反応を示し、「ならサーフィンもしようか?」というと「したい!」勉強するぐらいなら、また勉強のし過ぎでストレスがたまりにたまっている子供心にはとにかく本能的に海、そして波にのりたい欲求がマックスになっていたのでしょう。さて海についてサーフィンビギナーの練習場所で有名な湘南腰越のビーチで普段は怖がっている子供たちが輝く笑顔で何度も何度も波にのろうと挑戦し、何度もパーリング(海に落ちること)し、そのうち自分でパドリング(水を掻くこと)して沖にでて波を追うようになったのです。長男は疲れたのかただサーフボードの上に寝そべって気持ちよさそうに漂っているのが、それだけでも最高に気もちいい!といい、長女はこんなにサーフィンが好きだったかとびっくりするくらい何度も波を追いかけ、パドルで戻ってくる、そして笑顔を笑い声のたえない楽しい親子サーフィンが江の島の片隅の腰越ビーチで繰り広げることができたのです。帰りは目の前の地元の漁師さんが経営している「しらすや」さんで美味しい地魚定食!帰りの車の中でが超熟睡!家についた時はすでに気持ちが入れかわっていて「さーこれから勉強だ!」「わたしは塾!でもなんだかスッキリした!」とサーフィン効果をすでに確認することができ、ここのほんとうの「文武両道」を実感することができました。もし、子供に何か自分の好きなことをさせたかったら「子供に勉強させよ!」と教えたてあげたくなった今年の夏の思い出でした。小学校時代まったく勉強しなかった若旦那より。

武蔵小山温泉清水湯温泉サーファー談。