風呂仲間!(武蔵小山温泉友情ブログ)
2016年11月09日
やはり人は独りじゃ生きられないのでしょう。何かを求め、そして何かを手に入れたとしても、友情だけはお金で買えるものではないのですから。また、子供の頃とくらべると大人になってからのは友達が作りづらいと言われています。何故かというといろんなもの、生き様であったり肩書きであったり、家庭環境、経済力、また、目の色、雰囲気、趣味など大量情報が一瞬のうちに子供の時と比べて判断できることも要因なのかもしれません。「竹馬の友」といえる友人はやはり財産なのかもしれませんね。さて、不思議なもので人は裸になると肩書きや、地位、名誉というものも脱ぎ捨ててしまう傾向性があるのかもしれません。
飾るものがない、なので恰好つけることもできない、ありのままの自分、そういう裸のつき合いが出来る場というのは銭湯しかこの世に存在しないのです。あるとしてら見たことはありませんが秘密クラブの裸族クラブぐらいなものでしょう。しかしながら本当に老若男女庶民の気取らない場所で心と心を通わせることができるのはやはり街中の「銭湯」しかないのです。そん銭湯はではやはり其処彼処で「こんにちは!」「今日もいい湯だね!」「やっぱ仕事のあとは風呂にかぎるね!」「このあとのビールがたまんないんだよ!」「あんたいける口かい?」「じゃーこのあと牛太郎でもいこうかい!」なんて日夜新しい友とお風呂談義に、お風呂座談会、そして風呂仲間が自然とできてくるのではないでしょうか。人と人を結びつけるこの世知辛い世の中のひとつの曙光「銭湯」今日も新たな仲間、そして友達が生まれているのかもしれませんね。
武蔵小山温泉清水湯若旦那談。
カテゴリ:想い