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つかるかつからないかはあなた次第です。(武蔵小山温泉雑談ブログ)


小学校のころの友人でけっこうやんちゃな奴がいました。家の前には中華料理屋さんの珉珉(みんみん)があってキャッチボールをしていたら赤い提灯にまともにぶつかってボロボロにして「わー逃げろー」とやんちゃな友人と逃げた記憶があります。{40年前の話なので時効ですがあの時の赤ちょうちん事件は僕なんです。すみません・・・。しかもこの一帯が再開発でなくなってしまうのも本当に悲しいものです)さてその友人はある時から様子がおかしくなってきたのです。お母さんもよく知っていたのですが、すこし気分が落ち込むということで薬を処方してもらいました。いわゆる「精神安定剤」です。ぼくの友人はどんどん変わっていきました。あの子供の頃のギラギラした目はどこかに消えてなくなり、かわりににごった生気のない目にかわっていったのです。ある日、ケーブルテレビの映画チャンネルで「カッコーの木の下で」という映画がやっていました。名優ジャックニコルソンが主役の映画です。その映画を観てアッと思いました。僕の友人ともともと嘘の病気が精神安定剤で本当に廃人のようになってしまう。それも強制的に薬漬けになってしまう。その姿と友人が重なってしまったんです。薬、必要です。

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でも頼ってはいけないんです。昔漫画で「ダメおやじ」がだらしない自分を変えたくて医者に相談するのですが、もらった薬でみるみる元気になっていく、でも実はその薬はただの「水」だった。ここにも大切なことが示唆されているんです。気もちが落ち込むなんて当たり前のことなんです。ちょっと体調が悪いなんて当たり前のことなんです。大切なのは心が強いことなんです。生命力が強いことが大切なんです。薬じゃないんです。その薬を売ることで儲けようとしているヤブ医者でも製薬会社でもないんです。健康は自然のものを採って、自然に近い形で生活していく、運動も栄養も休養もそして生きがいも夢も目標も楽しさや悲しさまでも全部、自分の味方にしていく。そんな前向きの楽観主義のなかに本当の健康が育っていくんじゃないでしょうか。簡単です幸福になりたい。健康になりたい。まずは決意して行動するだけです。そのすべての出発点に天然温泉があってもいいんじゃないかと僕はおもっています。つかるかつからないかはあなた次第です。

最近常連さまにエイジレスといわれて温泉と青汁と太郎丸(?)式ロングブレスのおかげですと答えた清水湯若旦那より。