いざ湯かん!(武蔵小山温泉雑談ブログ)
2014年11月12日
僕は戦国武将が大好きです。それも勇猛果敢な猪突猛進タイプ、頭ではなくカラダがさきに動くタイプ。徳川家康の家臣の本田忠勝みたいなのが好きです。智と謀略でのし上がるより、武勲をたててのし上げるタイプの方が分かり易いのでしょう。よく武将たちが「いざゆかん!」、「いざやゆかん」などと古語的にいいますが、末尾の「ん」はけっして否定文ではなく、助動詞なんですね。「ん」は本来「う」で「いざゆこう」と言う意味になります。(と辞典に書いてありました。)さて今日、ブログを書いている日はちょうど小雨が降っていて台風一過のフェーン現象の翌日の北風の吹き替えしが吹いていて気温が急激に冷えた日なので、温泉日和な日だったのですが、これから冬の温泉の季節の訪れのような日でもあり、まさに「温泉に、いざゆかん」な日じゃないでしょうか。これからどんどん秋から冬らしくなってくると、空気も乾燥してきますしお肌のきめもかさかさしがちになるものです。また、髪の質感もぱさつき、コシがなくなるような感じになりますし、血の巡りが悪くなるとカラダの調子が悪くなりがちです。
カラダを自然の一部と考えるなら、髪の毛は大地にはえる草木、カラダの調子も水もよどむと腐ると言われていますし、大気の循環は地球の気候に大きくかかわっているので、土を耕す栄養をあたえる、そしてカラダを温めることが血の巡りよくすることになるのであれば、カラダも小さな自然の一部であり、小さな宇宙なのかもしれませんね。原子レベルでいうのなら人間も酸素、炭素、水素、窒素などでできているので宇宙の一部と言っても過言ではないわけで、その宇宙の一部である惑星である地球の中から湧出してきた、地球の恵でもある「天然温泉」はまさに宇宙の一部である生命体の人間と宇宙の一部である惑星の恵である温泉との出会いは宇宙レベルで気持ちがいいんじゃないでしょうか。さて何が言いたいかと言えば、銭湯に行って「温泉」にはいって、「あ~しあわせ」と言っていただいていただけたら風呂屋のおやじ冥利に尽きると言うものなんです。さー今日も「いざ湯かん!」宇宙レベルで「しあわせ」になってみてはいかがでしょうか。
武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。
カテゴリ:雑談