霊験あらたかな湯。(温泉の伝記)
2014年05月14日
日本各地にある有名な温泉にはある種の、伝説が残されています。温泉はそれ自体が不思議な力をもっているとされていて、ただの温かい液体が、畏敬の念が高まって神聖なものとされてきた経緯があるんです。いまでも有馬温泉などにもある温泉寺などはその表れではないでしょうか。温泉がいわゆるひとつの信仰の対象になっているのは、それ自体が何かしらの力を有しているのと信仰行事に温泉が深くかかわっていたことも関係していたと思われます。鎌倉時代の元寇の役で傷ついた兵士たちの温泉療養も応仁の乱以降の戦国時代も温泉を利用した療養が盛んだったのが現実に傷ついたカラダ、そして精神に大きな癒しをもたらしたことは歴史が物語っているわけなんですね。
現代においても温泉を利用した湯治(温泉療法)は根強い支持があり、「3日で1めぐり」といってそれを3セットくりかえす入浴法もあり(玉川温泉)ある意味、その温泉に適した湯治法が確立されていて、温泉の効能を最大限に引き出しているんです。武蔵小山温泉では温泉成分が玉川温泉や草津温泉などのように成分が濃すぎることもないので、毎日の生活の中に取り入れていただき、1日の疲れの汗を流す、そんな思いで日常生活に温泉生活を取り入れてみて、健康生活の軌道に乗っかってみてはいかがでしょうか。一人一人に合った霊験あらたかな湯は決してどこか遠くの温泉場に行かなくてはあるわけではなく、灯台もと暗しのように、身近の温泉があなたの霊験あらたかな効能一杯の温泉じゃないでしょうか。日々の生活に清水湯の温泉を取り入れてみて健康生活を送ってみましょう。
武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。
カテゴリ:想い