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信玄の隠れ湯(温泉の伝記)


戦国時代には、全国に戦国武将たちが傷ついたカラダを癒すために、温泉を利用した湯治が行なわれていました。いわゆる現代でいう温泉療法であり、かなり昔から温泉の利用がされていたわけです。「古事記」、「日本書紀」などにも当時の温泉を利用した風情が記述されていて、日本人と温泉のつながりの濃いことを再認識することができるんです。最初は位の高い人々のあいだで行われていた温泉療養も、時代とともに庶民にも根付いてきて、農家の閑散期に行う湯治であったり、様々なシチュエーションで温泉場への湯遍路をおこなうなど、あらゆる階層に浸透していたようです。

ぜんぜん、公衆浴場です。笑

ぜんぜん、公衆浴場です。笑

交通機関も発達していない昔の温泉場までの旅道中は現在では考えられないほど大変だったにちがいないのですが、二つの天然温泉を有する「武蔵小山温泉 清水湯」はなんと東京の品川区の山手線目黒駅から2つ目という好立地にあるのは温泉で健康作りをするには最高の場所じゃないでしょうか。戦国武将武田信玄は戦の合間に、配下の武将たちに温泉での療養を推奨していたのですが、現代に置き換えれば、社会で戦う会社勤めの方がたがあるいみ侍(サムライ)であり、日ごろの戦いの疲れを隠れていない温泉(笑)、清水湯の天然温泉で日ごろから癒しつつ、また戦いつつ、名をあげ、禄高をあげていってはいかがでしょうか。勝つためにはまた戦うためには必ず、ウオーミングアップとクールダウンが必要なのとおなじで、活動的な生活を送るには十分な休息、睡眠が必要なのと同じで、人生に戦い勝には人生の安息所が必要ではないでしょうか。清水湯で元気と心のリセットをして、明日への活力にしてみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉 清水湯若旦談。