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風呂人(RONIN)とは。(温泉雑談)


赤穂浪士の47士がキアヌリーブス主演で上映されますが、(書いたのが11月29日時点)新しい時代劇として注目しています。そのなかで浪人というタイトルがついていますが、お家取りつぶしの憂き目にあい、家中の者が浪人同然になり、主君のために討死していくさまは、日本人の美徳とされていました。なかでも高田の馬場と吉良邸討ち入りと2度のかたき討ちをすることになる堀部安兵衛はかなり有名ですね。さて、世の中、好きなことをして好きな道理の悠々人生を送っている人はほとんど一つまみの人しかいないのではないでしょうか。ほとんどが、何かしらの悩みや、今立たされている立場のなかでぐっと奥歯をかみしめながら、逆風と戦っているのではないでしょうか。そんな方々がいるとして、すこしでも将来に対しての夢や希望、そしてまだ見ぬ本来あるべき自分の理想の姿を追い求めていくなかで、毎日の戦いの安息の場として、清水湯の温泉を活用していただきたい、そのように思うところがあります。

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人生平坦な道ばかりではありませんから、しかし、そんな中でも笑顔で元気な姿で頑張らなくちゃいけないのなら、せめて温かい温泉で心もカラダも温めてみてはいかがでしょうか。ピンポン玉も打っては返され返されては打たれて最初はきれいな玉でも、そのうち修復しがたいボコボコの玉になってしまうものです。心もそうなる前に、心をホッとさせてあげることも、日々の戦いの中で大切な、休息をそして、心の健康を勝ち取る戦いではないでしょうか。RONIN(浪人)とは、いまだ心から仕えたいと思える主君に出会えないでいるか、己の才能をいまだ開花する縁に出会っていない状態をいうのであれば、日ごろから自身を磨きに磨いている、いつでも常在戦場の戦士ということだと思うんです。さらに上を目指す人も浪人であり、まだまだ自分の目指す場所が上にあると自覚しているのならそれも浪人なんじゃないでしょうか。むすびに、風呂屋に通う立身出世を願う浪人を風呂人(HURONIN)として(笑)夢に向かって突進してみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。