汗をかくことの効能!
2012年09月20日
僕たちの自宅は気温が35度以上の夏場でもクーラーをかけることはありません。(清水湯では温度20度で急にして男、女脱衣所、等を冷やしています。)これは、風邪通しが良いせいもありますが、クーラーが人体にあたえる負の効能を考えてのことなんです。本来、日本の気候は、春、夏、秋、冬と四季がありそれぞれが日本の風土になかで、彩があって季節ごとに楽しめるものだと思います。特に夏場は特に東京の夏はコンクリートの輻射熱で40度近くなって厳しい暑さですが、日本の四季の中でまたとない汗を沢山かける季節でもあるんです。汗をかくということは、逆にいえば体温調節をカラダが正常にしているということで、暑いのに汗をかかないというのは、どこかカラダの調整システムの中がおかしくなっているということなんですね。
実はこの調整システムというのは、自律神経のことでその名の通り、「自らを律する」器官のことなんです。この自律神経は内臓、血管、ホルモンバランスとカラダのほとんどをつかさどっていて、不調になれば、ありとあらゆる不定愁訴(頭痛、肩こり、しびれ、動悸、のぼせ、胃痛、腰痛、吐き気、下痢)が現れるようになります。さらにこの自律神経はもともと脳の視床下部にから伸びていて、この汗をかけないなどの自律神経の不調で甲状腺ホルモンの分泌が悪くなると、情緒不安定になったり、ひどい場合には「うつ」になったりとつまらない症状が出てくるんです。ですから3代目の自宅では、クーラーはあるのですが、クーラーは使わないで夏場を過ごしています。
秋が近づき深まっていく季節でも、自然と強化した汗腺と、自然の風と清水湯のお下げの業務用?扇風機で鍛えたカラダが夏バテもせずに強いカラダを築いているので、いつでも家族全員が健康体でいられるように思えます。人間にはもともと優れた体温調節の機能がそなわっているので、なるべく汗をかくことを意識する健康生活を心がけながら、汗だくになったカラダは清水湯の天然温泉でさっぱりして心身ともに健康になってみてはいかがでしょうか。
武蔵小山温泉・清水湯3代目談。
参考文献、発汗健康法、岩盤浴の秘密(遠赤外線とマイナスイオンの驚くべきパワー)五味常明先生著
参考画像、フォト蔵、お母さん歯医者のミニ話
カテゴリ:知識