風呂触れ合うも多生の縁(清水湯を愛していただいております皆さまに☆彡)
2012年04月22日
風呂触れ合うも多生の縁?風呂屋に多生の縁ってなんぞや?と思われると思います(笑)実は場所取りの改善のお願いブログをどのように書けばいいのかずーっと悩んでいたんですね。この場所取り、頭の痛い問題で全ての責任と過失は3代目の僕にありますので本当に申し訳ない気持ちで一杯です。そもそもこの場所取りの問題は本当に清水湯を熱烈に愛していただいているお客様同士でもあることなのですが、建替え以前から多少ともありましたが、リニューアル後、以前あった席数が女子風呂だけでも30席が、現在は18席で以前より12席も減っているのです。日本全国のスーパー銭湯、温泉場の浴場施設を丹念に視察に行ってきて分かったことが席(カラン)の数が思いのほか少ないこと、あの箱根の天山でさえも中風呂の席は思いのほか多くはないのです。露天にもありそれは数には入れていませんが・・・
いわゆる導線がしっかりしていれば、席の数はそんなに問題にはならないと計算していました。しかしオープンから特に女子のお風呂に関してはいまだに場所取りの問題がありまして本当に申し訳なく思っております。お風呂に入ってから出るまでは「私の席」と言う方と限りある席を「譲り合って使いましょう」と言う方の相違が一部あるのですが、清水湯の考え方としては、あくまでもお風呂に入る時まで、洗い場の席を自分の場所として確保しないで席を立つ時は洗面道具を一旦、所定の棚に置いて「他のお客様にお譲り」いただくことをお願いいたしております。皆さま、本当にすべて大事なお客様なので仲良く楽しくお風呂ライフを楽しんでいただきたいのですが、もう一つ計算違いがあるとしたら、リニューアル後こんなに沢山のお客様に来ていただけるとは思ってもいなかったことなんです。
風呂屋は地域の唯一、裸のお付き合いの出来る昔からの社交場であり、そこでは子供から大人まで礼儀や、礼節を自然と覚えられる地域のコミュニティーなんですね。ですから風呂屋としては本当に『同じ釜の飯』と同じように『同じ風呂の仲間』、または『袖触れ合うも多生の縁』のように『風呂触れ合うも多生の縁』ぐらいな感じでお互い気持ちよく譲り合ってご利用いただけたらと思います。いずれ次の4代目がもっと良い風呂屋を作り変えてくれると思いますので・・・(笑)まだ小学1年生ですが・・・それまでは、少しご不便をおかけいたしますが、何卒、気持ちよくお互い譲り合ってご利用いただければ嬉しいです。ちなみにスタッフも浴場内の見回り強化、場所取りの洗面道具の片づけなど強化しております。もし、場所取り等で嫌な思いをされた場合脱衣場のインターフォンでご遠慮なく一報いただけましたら直ぐに対応させていただきますので何卒宜しくお願い申し上げます。
武蔵小山温泉・清水湯3代目。
カテゴリ:想い