岩盤浴~水分補給で最適な水分とは。(温泉&岩盤浴)
2013年03月06日
基本、体育会系なので、よく聞くフレーズで「水分を大量に飲むな」とよく言います。これなぜだかご存知ですか?実は血液には、血中濃度なるものがあって、ある一定の塩分濃度などに定まっているんです。そのために、たとえば運動や岩盤浴などで大量の汗をかいた時に、喉の渇きをいやすために大量の水を飲むと、「自発性脱水」という症状になってしまうんです。僕自身はあまり経験がないのですが、運動後や風呂上りの後などに、水分補給と称して大量にビールを飲んでいると、水分補給した割には喉が渇いてくるのと似ているのかもしれませんね。実際ビールはアルコール飲料ですから。
さらに、大量の汗をかくと血中濃度は濃くなってくるんです。脳からの指令で、おしっこの量を抑えようと指令が出て、「抗利尿ホルモン」なるものが分泌してきておしっこの量を制限して、カラダの水分を保持しようとするんです。そこに急激に大量の「水」を飲むことによって、急激に血中濃度が薄くなり、さきほどの抗利尿ホルモンのバランスが崩れて大量のおしっこが出てしまい、ただでさえ脱水症状気味なところへさらに水分が減ってしまい脱水症状が起こってしまうんです。ですから水分補給はただの「水」だけの補給よりは、スポーツドリンクとかミネラルウオーターに塩分を少量加えるなどして、消化吸収のいいものがいいとされています。ただ、脱水になってから水分補給をするという後手の体調管理自体がよろしくないので、できたら普段からお水に関してはこだわって良いものをこまめに摂取していくことをおすすめいたします。
水はノンカロリーですし、血流を良くしますし、摂りすぎているのなら、すぐにおしっこになって出て行ってしまいますから安心です。実は、以前は「水」をあまり飲まなかったんのですが、(断然炭酸ジュースがすきな中年オヤジだったんです。)それが岩盤浴のよさに気が付いて毎日岩盤浴を利用するようになってから、少しずつ水そのものを摂取するようになって気が付いたのですが、激しい運動をしてもカラダが軽いんです。当然岩盤浴でもさらさらな綺麗な汗がたくさん出ますが、脱水症状にはなりません。今では、ペリエを飲みながらの岩盤浴が最高の至福のひと時になっています。人それぞれ好みの水分補給の方法があるとは思いますが、炭酸のミネラルウオーター&岩盤浴は僕のなかでマイブームなんです。(ちょっと古いかも・・・汗)
武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。
参考文献、岩盤浴の秘密 五味常明先生。
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