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岩盤浴(マイナスイオンと遠赤外線の関係)


岩盤浴が健康アイテムの定番になって久しいですが、清水湯でもリニューアルと同時に開設したのは大正解でした。売上的には今一つなんですが、夫婦揃って毎日岩盤浴でいい汗かいています。笑。毎日体験する事で気が付くのは、汗がさらさら、岩盤浴以外の汗もさらっとかけるようになったことと、明らかに体脂肪が減少してまいりました。新陳代謝が向上したのが、原因だと思うのですが、岩盤浴には何かあるように思えるのはぼくだけでしょうか?そこで、汗の第一人者、五味先生の岩盤浴の秘密(発汗健康法)を読んでみるとそこに答えが載っていたのでご紹介させていただきます。五味先生曰く「人間のカラダは絶えず新陳代謝を繰り返しています。そしてこの新陳代謝は酵素と呼ばれるタンパク質の仲間なんです。

遠赤外線が一杯でています。

この酵素は温熱作用によってカラダが温まると活発になります。」そうだったんですね!パイナップル好きの3代目が、パイナップル酵素のタンパク質分解酵素プロラインを多量に摂取しているのと関係しているかもしれません・・・笑。(因果関係はわかりません・・・)また、焼き魚と一緒でガスで焼くと表面が焦げますが、「遠赤外線」で焼くと中がふっくらよく火が通って美味しく焼けるのと同じ原理が、岩盤浴にも当てはまります。岩盤浴には、天然鉱石から発散される遠赤外線が豊富で、カラダの芯から本当によく温めることが出来るんです。この芯から温まるということは、カラダがまんべんなく均一に温まることになり、その結果自律神経系、免疫系、ホルモン系の機能が向上しやすくなり、さらに新陳代謝が活発になる方程式なんですね。五味先生はこの方程式を「人間炭火焼き」と呼んでいるそうですが・・・笑。

森林浴のようなマイナスイオンが一杯です。

四季を通して岩盤浴をおススメいたします。

清水湯では今のところ、女性のみのご利用に限らせていただいておりますが、ご自身の大切な良き伴侶、恋人、など更に綺麗になる岩盤浴をおススメしてみてはいかがでしょうか。「いつも綺麗だけど、清水湯の岩盤浴に行ってもっと綺麗になってきたら?」とお風呂代を渡して奥様孝行、大切な人孝行を身近で手軽な清水湯で行ってみるのもあるかもしれませんね。さて、健康と美容、そして長寿につながる岩盤浴、皆さまのお越しをスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、五味常明著、発汗健康法、岩盤浴の秘密。

 

ストレスとは?(HSPヒートショックプロテインの効能)


かんがえてみれば、自分を含めて全てのものがストレスなんじゃないかと思います。それが、良いストレスなのか、悪いストレスなのかの違いと、そのストレスを受信する側の心の強さ、弱さの問題という事だと思います。同じストレス(ストレスの要因をストレッサ―と言います。)でも人によって受け取り方が違うものです。たとえば、テレビをつけた瞬間、モーニング娘がでていると僕は「あ~モーニング娘だ、相変わらず頑張っているな~応援してあげよう。」と思いますが、隣りにいる妻は「もーうるさいわねキャピキャピして。」などと言っています・・・。それは、価値観の違いもあると思いますが、まさにそれが物の捉え方で、人によっては喜びにもなり、苦痛にもなりるものなんですね。それをピンポン玉で例えると、ピンポン玉を押すとピンポン玉にかかるストレス(圧ストレス)にたいして同じ球体でいようとするんです。それと同じで、人間も一定のレベルのストレスには常に健康でいようとする防御反応があります。それを恒常性(ホメオスタシス)と言います。

恒常性(ホメオスタシス)の向上に効果あり。

このホメオスタシスは体温が通常の36・5~37度、phが7・3~7・4、血糖値は70~109mg/dlが正常値となっていて、人間の健康でいようとする普段あまり気にならない健康に戻そう、健康でいようという自然の生体防御システムはこの正常値に自然と近づけるようにしているんです。でもあまりに強い刺激(ストレス)には細胞の中のタンパク質が傷つき異常なタンパク質が出来てしまいます。こうした生体防御反応を超えたストレスに対して異常なタンパク質が出来ないように修復してくれるのが、HPS(ヒートショックプロテイン)なんです。このHSPはあまりに修復不可能のタンパク質にたいしてはそのタンパク質を分解してしまいます。人体の組成分は水を除けばほとんどがタンパク質で60兆個の細胞もタンパク質で作られています。早い話が人間はタンパク質といってもいいのです。

温泉で温めると効果的。

芯から温まります。HSPがさらに発揮されます。

そして健康なタンパク質が健康なカラダを作り、長寿を支える事になるんです。このHSP(ヒートショックプロテイン)いわゆる「回復力」とか「自然治癒力」などの異名がありますが、温泉に入って温めると最高なんです。字の如く「ヒートショック」熱を加えることの相乗効果により「プロテイン」タンパク質が本来の働きを強めていくわけです。昔からある湯治(温泉で温めてカラダの疲れや傷などを治す行為)などは長い経験値から温泉で温めると傷の回復力が良いとかを体験的に分かっていたのでしょう。現代の湯治場、武蔵小山温泉・清水湯でカラダをしっかり温めて、楽しみながら健康になってみてはいかがでしょうか。清水湯ファミリーは温泉のお蔭でいつも健康そのものです。笑。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、伊藤要子著、加温生活

参考画像ストレスケアとセラピーhttp://homepage3.nifty.com/knit-aya/stress.html

 

生体リズム!


先日、NHKの歌番組(復興歌謡祭)を見ていました。深夜の番組でしたが、なかなか面白くて久しぶりに夢中になって見ました。特にいいなーと思ったのは、改めて聞いてみるとAKB48さん、ジャニーズのkis my fit2さん、スマップさんの歌詞は最高に良いことに気が付きました。とくにAKBは秋元康さんがすべて作詞しているんですね。だからなのか僕的には、美空ひばりさんの「川の流れのように」に聞こえてくるのは気のせいでしょうか・・・笑。あとさすがにジャニーズ作詞、作曲は最高です!それにエンターテイメント性が違いますよね!他に郷ひろみさんの億千万の瞳に、パフュームさんがポリリズムを歌っているのを聞きながら、何気にウッチャンがPerfume(パフューム)好きだったなーと思いながら、少し振付を覚えてみようと思い電位治療器にに座りながら踊っていたら、そのまま寝てしまいました・・・笑。

最近好きなんです。

前振りが長かったのですが、ポリリズムと生体リズムなんか似てません。笑、かなりのこじつけです・・・汗。さて生体リズム、人間は本来、暗い夜に眠り、明るい昼に目覚めて行動する、昼行性の動物です。その為に体温は昼に高く、夜に低くなります。寝る時も体温は低くなるという特性を持っています。睡眠を安定させるホルモンにメラトニンがありますが、メラトニンは脳内物質で脳の松果体という部位から分泌するホルモンで睡眠を促してくれます。このメラトニンはいわゆる生体リズムに司られていて、生活習慣に左右されがちなホルモンと言われています。

太陽の力・・・あると思います。

また生体リズムが崩れると、代謝のリズムにも悪影響があり、脂質代謝に影響することによって肥満のリスクが高まります。生体リズムは早い話が規則正しく起きて、規則正しく眠る、そして規則正しく食事をすることなんです。また、起床後太陽の光を浴びることも、生体リズムの強化と正常化に効果があります。一日の疲れは清水湯の温泉入浴でしっかり湯船に流して、さらにいい温泉はいい睡眠を促すものですので、温泉入浴と起床後の日光浴を健康のセットにして健康と睡眠そして生体リズムを向上させてみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、K新聞健康コラムから。

 

「これか」目のピクピク!やっとわかったので、全然関係ないけどブログにしちゃいます。笑


みなさま、何気に目が「ピクピク」する事ってありません?というより瞼(まぶた)、とくに上の瞼ですが・・・。毎日の時もあれば、忘れたころにやってくる、一日に何回も、みたいに自分の意志とは関係なくやってくる、あの「ピクピク」。なんかしている時に、ピクピクするとすごく気になってしょうがないのですが、気が付くとピクピクは治っています。よくピクピクが起きたときに、妻に「目を見て!ピクピクしてない?」と言っても自分が思うほどピクピクしてないらしくて、妻も「そうかな~?」と気のせいじゃないと言われるだけで、前から気になりつつも、幻のピクピクかよって思っていましたら、ついに分かりました!ある新聞紙上の健康コラムに小さく載っていました。それは、まぶた(瞼)の表面の筋肉が細かくぴくぴくするのを、「眼瞼(がんけん)ミオキミア」というんです!なんか釣りえさのオキアミみたいな名前です。笑。ところでこの眼瞼ミオキミア、コラムにも書いてありましたが、上下いずれのまぶたにもピクピクが現れるそうです。「まさにその通りです。」でまわりの人には気づかれない場合が多いそうです。「まさにその通りです。」で原因は過労やストレス、睡眠不足などだそうです。「すべて当てはまります・・・笑」このピクピク(眼瞼ミオキミア)は目にはなんの悪影響もないのでとりあえず放置しておいて大丈夫らしいです。

気になるといつまでもピクピクするんですよね・・・。

ただ眼瞼痙攣(がんけんけいれん)といって強い筋肉のけいれんは生活に支障をきたすこともあるので注意は必要ですが、眼瞼ミオキミアから眼瞼痙攣になることはありません。以上症状にたいして症状名のないことって結構、原因のわからない病名みたいでいやでしたが、これでスッキリいたしました!たまにピクピクするのは、眼瞼ミオキミアだったんですね。ちょっと友達に自慢してみようと思います。笑。ところで症状改善には何が良いかという事は、書いていませんでしたが、清水湯の専属健康運動指導士(代打俺みたいですが、3代目のことです・・・・)として言わせていただければ、原因は過労、ストレス、睡眠不足ということなので、その辺の原因を改善していくことが重要ということだと思います。

何と言っても療養泉の黄金の湯で癒されてくださいませ。

またこれらは単に生活習慣といっても過言ではありませんので、清水湯が提唱する「一日の疲れはその日のうちに温泉で流していく」ことを前提に健康温泉入浴健康法をじっせんしていただきながら、なるべくストレスをためない、良く眠る、疲れをのこさないような生活改善を心がけてまいりましょう。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。(一つストレスから解放されたらピクピクがスッキリなおりました。笑)

参考文献、K新聞目のトラブルあれこれ。鷹の台眼科院長、永田洋一先生。

水風呂の効能。(水風呂も天然黒湯温泉を贅沢に使用しています。)


水風呂の温度って何度かご存知でしょうか?清水湯の水風呂の温度は19度なんです。結構冷たく感じるかも知れませんが、(実際冬の海は今でも15度くらい、なぜか水風呂のほうが冷たく感じます。)温泉特有の肌に浸透しやすい水質がさらに、冷たさを感じるのかも知れませんね。水風呂の禁忌(禁止事項)は心臓病、高血圧、など循環器系等に支障のある方、体調の悪い方などは体に刺激が強すぎますので、控えた方が良いかと思います。水風呂の入り方ですが、まずは「これから水風呂に入るぞ」と心の中でつぶやきましょう。笑。まずは心のスタンバイをしましょう。それから順番に手足の四肢にかけ水をして温度差になれる必要があります。その後下半身、から腕、肩と心臓から遠い順に水風呂のかけ水をしていきます。そして最後にゆっくりと水風呂に下半身だけをゆっくり入れて、その後上半身と全身を水風呂に浸していきます。(特に当店では、頭まで水風呂に浸かることは禁じておりませんが、必ず水風呂、お湯風呂両方とも、汗を流す、カラダを洗って綺麗な状態で入浴してください。とくにサウナ後の汗は必ず頭から流してから水風呂に浸かるように実践してくださいませ)

常にフレッシュな源泉が注がれています。

深めの水深88センチ、お子様はお気を付けくださいませ。

それと、水風呂の入浴中は短くても呼吸を止めない様に心がけてください。呼吸を止めて入浴すると心臓に負担がかかることがございます。さて、慣れると最高に気持ちの良い水風呂ですが、やはり危険も併せ持っていますので、ご利用の際はその日の体調とよく対話をしながらご利用いただきたいと存じます。水風呂の一般的な効能は血管の収縮拡張、新陳代謝の向上、筋肉疲労に効果、運動選手が筋肉を冷やすのと同じ原理で筋肉の疲労、炎症にも効果があります。そこでこのブログを書いている最中に新聞広告で気になる本がありましたので、少しチェックしてみようと思いました。それは南雲先生の20歳若く見えるダイエット本。これに水風呂(水シャワー)の活用法があったので早速購入しました。

あんがい水風呂の科学的根拠って見つからないんです。

南雲先生の本も面白いですね。笑。ちょっと今まで読んだ本の中身とは真逆のことが書いている部分もあるのですが、「逆もまた真なり」という言葉もありますので、人体の神秘からすると思考範囲は広くレンジをとって考えていくことは大切だと思いますので、色んな角度から健康へのアプローチをしていこうと思います。南雲先生のお言葉の中で、「冷え症は、水シャワーで治す」とありますが、この真意は正しいですね。実際、温泉やサウナでしっかり温めたあとの水風呂ほど、気持ちの良いものはありませんし、実際、何十年も3代目は実践していて、冷え症とは無縁ですし、アレルギーなどにもかかったことはないのですから、冷え症、さらに体質改善によりアレルギー疾患とも無縁で入れるのは、水風呂の効能と言えるかもしれません。南雲先生の本の中で、水風呂(水シャワー)の効能の理論は、冷たい水を皮膚にかけることにより、血管が収縮してその後血管が拡張することにより、末端の手足がポカポカしてくるという事ですが、本当にその通りで、水風呂で一瞬体が〆られた感覚の後にパッと体がポカポカしてくる感覚は、水風呂ならではです。先述しましたが、急激な温度差は、自身の体調とよく対話しながら安全にご利用いただき、温泉入浴と水風呂の相乗効果により更なる健康的で頑健な体作りをしてみてはいかがでしょうか。また、水風呂まで天然温泉の武蔵小山温泉・清水湯で健康的な入浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、南雲吉則著、20歳若く見えるために私が実践している100の習慣

 

 

腰痛について。(ストレッチと運動と温泉で予防を)


実は、腰痛もちです。・・・実際は、オーバートレーニング気味なので、慢性疲労からくる腰部の筋疲労が正しい言いかたです。ですから毎日、温泉で温めて、じっくりストレッチングを欠かさず行っています。そこで、購読している新聞に「腰痛」という特集を見つけましたので、普段からギックリにならない様にだましだまし使っているものですから、「腰痛」という2文字にすぐ反応しちゃいます。そこで自分なりに咀嚼(そしゃく)しながら分かり易く勉強も兼ねて解説してみたいと思います。

腰痛予防に温泉がおススメです。

腰痛の原因は大きく分けて二つ、腰椎の老化、腰部の筋肉の衰えにあります。(他に内臓系からくる腰部、背部痛もありますが、ここでは一般的な骨格、筋肉系からくる腰痛のみ照準を絞って解説します。)またこのコラムでは、分かり易く「腰痛は2本足で立った人間の宿命」、「腹筋と背筋は天然のコルセット」と言っています。本当にその通りで、この腰部の鍛えをすることによって腰痛が緩和することは可能なんです。ここで疑問なのですが、既に腰痛で腰が痛いと言う方も、実はかばい過ぎによる運動不足からくる、腰部の血液不良が2次的な原因になっていて、腰椎の関節可動域の制限や、筋組織の硬直化などが、原因になっていることが多々あります。

腰椎のS字カーブに関連しているインナーマッスル。

急性の腰痛以外は、正しい運動、ストレッチング、または温熱療法(温泉入浴など)を継続して続けることは非常に有意義な事だと思います。こちらの新聞コラムに実践的な筋組織の柔軟運動と筋組織の強化法が載っているので併せてご紹介いたします。「ストレッチンング」①仰向けに寝ながら片足ずつ胸につけるように持ち上げてくる。両足を引っ張ってみるのも腰部が伸びます。②四股(しこ)を踏む要領で腰、臀部(お尻)の筋肉を伸ばす。③これは僕が実践しているストレッチングですが、太ももの前の筋肉を伸ばします。(いわゆる大腿4頭筋、縫工筋、腸腰筋など)ここは骨盤に直結しており筋肉の硬直はすなわち骨盤のゆがみに繋がりますので、腰痛の原因になります。「トレーニング」①腹筋、腹筋の仕方次第ではさらに腰痛を悪化させることもありますので、大事なのは仰向けに寝た時に、床と腰部に腰椎の湾曲による隙間ができるはずですが、その隙間が無くなるように床にピッタリよ腰部がくっつく様に寝ることが肝心です。その状態から膝を曲げてお腹を意識して頭を持ち上げる程度で腹筋を試みます。最初から上体を上下に持ち上げないようにしましょう。慣れるまではお腹を意識した呼吸法だけでも効果はあります。背筋はお腹に枕などを敷いてうつぶせの状態から背筋を使って上半身を起こします。この時、前方に両肘をつくと楽に行なえます。以上、腰痛は日頃の生活習慣の中で積もり積もって急性の腰痛になるものですので、予防も日頃の生活の中で予防、改善ができるものです。たとえば朝顔を洗う時なども、洗面台の足元に踏み台を置いて片足をのせて、腰の負担を軽減してあげるのも腰痛予防に効果がありますので、運動、ストレッチング、予防の3本柱で腰痛を撃退してみてはいかがでしょうか。あ、温泉もいれて4本柱ですね。笑

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

参考文献、K新聞腰痛コラム(理学療法士・竹内弥彦氏・工学博士)

参考画像http://www.iwataclover.com/sub8.html

療養泉の規定。


療養泉には、一定の規定があるんです。それは【鉱泉のうちで温度と成分の質、濃度から「特に治療の目的に供しうるもの」を「療養泉」と言います。療養泉の基準は条件に合わせて泉質名がつけられ、それぞれの適応症や利用法を表示することが認められています。この基準は1957年の「衛生検査指針鉱泉分析法・療養泉の規定」によって決められました。最新の基準は2002年の環境自然環境局の「鉱泉分析指針法(改訂)」になります。

やはり黄金の湯は良いです。笑

(その後の改訂は未確認)同指針によりますと療養泉とは、①源泉での温度が25度以上ある。②ガス性のものを除く溶存物質の濃度が泉水1キログラム中に1000ミリグラム以上あるか。③銅イオン、アルミニウムイオン、ヨウ化物イオンなど7種類の物質のうち、ひとつでも既定量を超えていて。④温泉医学の経験から医療効果が期待できる鉱泉。となっています。面白いのが温泉効果に対して、ラテン系の人たち(フランス、イタリアなど)は温泉の質に関係なくある症状や疾病に医療的な効果があれば療養泉と考えるのに対して、ゲルマン系(ドイツ、オーストリア、スイス、ロシア)などの人たちは温泉成分と濃度に基準値を求め温泉の物理的、化学的な基準に基づいて療養泉と認定している点が異なっています。日本人の療養泉の考え方は総じてゲルマン的な思考法と同じで温泉成分の濃度などに療養泉としての基準にこだわっているようです。】

毎日、入っています・・・笑

さて、清水湯の黄金の湯はそれこそ温泉成分が非常に高く、療養泉のなかでもかなり濃い成分で満たされています。この贅沢ともいえる天然温泉を450円という銭湯価格で堪能できるなんて最高にお得ですよ。また温泉に入浴して体を温めるだけでも健康になるのですから春夏秋冬、温泉を生活の一部にして健康的で幸せな長生き人生を享受してみてはいかがでしょうか。

参考文献、温泉と健康 阿岸祐幸著  加温生活 伊藤要子著

武蔵小山温泉・清水湯3代目談

HSP(ヒートショックプロテイン)とは?


体温と病気の関連を端的に表わすとしたら「冷えは万病の元」という言葉で表すことができるのでしょう。風邪やインフルも罹る(かかる)共通点は疲れやストレスもありますが、基本的には身体の冷え(環境や身体活動の低下など)が原因であることが多いようです。最近の理論からHSP(ヒートショックプロテイン)という冷えとは真逆の身体を温めることにより免疫力を増強して病気にならないような身体作りを可能にする理論が脚光を浴びて来ています。今までは、単純にお婆ちゃんの知恵袋的な感じで「冷えは万病の元」と連呼していましたが、エビデンス(科学的論拠)として実証されだしてきています。

またまた登場HSP(ヒートショックプロテイン)理論。

その中でもHSP(ヒートショックプロテイン)の効能を何点か挙げたいと思います。気分よく!前向きに!向上心をもって!というように元気一杯に生きていきたい人には最適な考え方に通じるかもしれません。

・余裕のある生き方、プラスαの健康、体力を与えるのがヒートショックプロテインです。

・自然治癒力を高めて、ストレスで傷ついたタンパク質を修復してくれるのがヒートショックプロテインです。

・体は水分を除いてほとんどがタンパク質で出来ています。傷ついたタンパク質を修復するヒートショックプロテインは「健康の万能薬」です。

HSPと言えば温泉でしょう。笑

医学の父ヒポクラテスも「薬で治らなければ手術で治すことが出来る、手術で治らなければ“熱”によって治すことが出来る、」と“熱”いわゆる“温熱”が病気の治療、予防法として非常に有効な手段だと述べています。これら引用させていただいている愛知医科大学の伊藤要子先生も仰っているように簡単にHSPを増やすには、お風呂に入ることを勧めています。難しい理論も大切ですが、まずは心も体もホット一息、清水湯の温泉力抜群の2つの天然温泉でHSPを高めてつまらない病気など吹き飛ばして健康生活を満喫しようではありませんか。

参考文献、伊藤要子著、加温生活(ヒートショックプロテインがあなたを健康にする)

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

江戸時代の銭湯。


いわゆる町湯(風呂屋・銭湯)がいつ頃から商売として広まってきたかというと大体江戸時代ではないかと言われています。江戸時代の銭湯の発祥の地としては現在の中央区にある「日本銀行本店」の前の常盤橋を渡った、常盤橋公園の前付近とされています。現在はその場所に江戸時代の銭湯の発祥の地として記念のプレートが立っています。この銭湯は徳川家康が江戸の入府した翌年、天正19年(1591年)に伊勢出身の与市(よいち)という人が初めて銭湯を江戸でいとなんだとされています。江戸時代の三浦浄心の随筆集「慶長見聞録」に記されている一部を転写しておきます。

よく見るとすごいな~。

江戸の冬至の風呂文化が垣間見えるかもしれません。「江戸の繁盛のはじめ、天正19年の夏のころ、伊勢の与市という者が、銭瓶橋のほとりに、せんとう風呂を1つ立てた。風呂は永楽1銭だった。昔めずらしがって入った。しかしながら、その頃は、風呂に不慣れな物がたくさんいて 「あら熱の湯の雫や、息がつまりて物もいはれず、煙にて目もあけらるぬ」などと言って、小風呂の口に立ちふさがった。(江戸の人は)風呂を好んだので、今は町毎に風呂あり、びた十五銭、二十銭ずつで入っている。」とあります。

いわゆる蒸し風呂(ざくろ口がみえます。)なんですね。

本当に当時の江戸の町に銭湯が町民の役に立っているのが表現されていますよね。このような歴史文献をもとに少しでも銭湯の認知度、利用度が向上することが清水湯・三代目の役割だと思っていますので、更に沢山の銭湯関連の勉強をして皆さまに、色んな角度から銭湯と温泉の健康法の情報を提供してまいりたいと常に考えております。さて上段の抜粋文から読み取れるように、江戸時代の当時の銭湯は現在の浴槽にお湯が張ってある様式のものではなく、いわゆる蒸し風呂だったと推測されます。もとは京都に銭湯の原型のようなものがあったとされていますから、伊勢の与市も伊勢方面から江戸に銭湯をもってきて成功した江戸時代の実業家だったのかもしれません。また当時の江戸は日本の高温多湿の気候と道路が整備されている訳ではなく土埃っぽい街並みだったとされていますので、また日本全国から集まってきた城普請(建築関係)などの労働者などから形成された江戸の民衆群にはこの江戸時代に出来た銭湯は相当重宝されて大人気であったようです。また銭湯が地域のなかで再び脚光が集まるような時代が来ることを夢見ながら更に皆様に喜ばれる銭湯創りをしてまいりたいと思います。

参考文献

江戸の風呂について http://1010.or.jp/history/02.php

江戸の風呂(本) http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E3%81%AE%E9%A2%A8%E5%91%82-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E4%BB%8A%E9%87%8E-%E4%BF%A1%E9%9B%84/dp/4106003554

NHK歴史に好奇心 あ~極楽の銭湯史 http://www.yunokuni.com/ohulog_men/archives/2008/10/nhk.html

武蔵小山温泉・清水湯三代目談。

 

 

 

 

銭湯の出現は鎌倉時代か!?


銭湯、字の如く銭(料金)を徴収してお湯に入ってもらうという入浴形態が出来始めたのは、いつ頃からなのでしょうか?12世紀(1200年ごろ)の説話集、「今昔物語」にもありますが、「東山へ湯浴みにとて人を誘ひ」とありますように、平安時代には京都に銭湯があったようです。また 「吾妻鏡」(あずまかがみ)鎌倉時代に出来た日本の歴史書にも、湯屋(銭湯)の記述が残っています。「湯銭」という記述のある文献も鎌倉時代には残っていることを考えると平安時代から鎌倉時代には銭湯の原型というべき湯屋の形態が出来上がっていたと考えられます。

今回は銭湯博士の町田忍先生のNHK教育で放映内容です。

また京都の寺の「祇園執行日記」にも祇園社内で銭湯を営むと言う記述があります。「太平記」の1360年の記述には「湯屋風呂の女堂部」という記述があり風呂屋で女性が働いていたと書かれています。永享2年(1430年)には日本に来た朝鮮特使が「日本人は大人も子供も沐浴を好み、町中には銭湯があって、沸けば角ぶえを鳴らしてこれを告げ、人々は湯銭を払って入浴する」と記録されています。

町田先生の著書。大体持っています。

室町時代の作品、「洛中洛外図屏風」にも、庶民が楽しそうに蒸風呂にはいっている様子が描かれています。このようにお風呂文化って凄く歴史があるものなんだと、改めて思いますし昔も今も庶民の中で育まれていって、人々の中で楽しんでもらっていたことを考えるとこれからも銭湯の歴史を残していけるように武蔵小山の地で清水湯の灯を絶やさないでいこうと思いました。

参考文献 吾妻鏡 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%BE%E5%A6%BB%E9%8F%A1

NHK 歴史に好奇心 あ~極楽の銭湯史 町田忍著

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。