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インフルエンザにお気を付けください。


まめな、手洗い、うがい、(僕はさらに鼻うがい)インフルエンザ対策を家族と共に万全の態勢で実施しておりましたが、なんと運のいいことに(?)今年に入って2回もインフルエンザに罹ってしまいました。(でもインフル自体は10年ぶりぐらいでした。)最初は、末の娘が貰ってきたインフルが少し慢性疲労気味の僕の柔らかい首の器官にピッタリと張付いてそのまま感染、あれよあれよと言う間に喉、気管支、肺とインフルウイルスが爆発的に増えていくのが分かりました。

手洗い、うがい、咳エチケット♪

最初はA型、気合とカツジン(活蔘28)の爆飲みで少し時間はかかりましたが、インフルA型を完治、その後2週間ぐらいして今度は長女のインフルB型に罹ってしまいました。このB型がしつこいのしつこくないのって本当にしつこかったんですが(笑)、3日目ぐらいから熱も下がり治りそうだと思っていたら、肺の奥の方が炎症にかかりそうな雰囲気と体中の関節と偏頭痛が酷くてついには、お医者さんに行き、インフル吸入器の「イナビル」をもらってきました。このインフル吸入器吸った事が無いのと、クスリ嫌いな僕は最初、躊躇していたのですが、3日前には吸入していた長女が「パパ怖いの~(喜)」みたいな顔をしているのが、横目で見えたので、父親の威厳を保たなければと思いっきり吸入しました。この「イナビル」本当に良いですね!(☆)それまで痛かった関節痛や気管支などの痛みが手に取るように徐々に楽になっていくのがわかるんですね。

10歳以上は2つ。1と2を交互に吸い込みます。あっという間に良くなりました。

また、まだまだ乾燥した季節が続いていますので、お年寄りの方、お子様、乳幼児など体力の弱い方たちインフルの合併症として気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全等の循環器疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全(免疫抑制剤による免疫低下も含む)などの方は、インフルエンザにかかる と合併症を併発する場合があります。高齢者では細菌の二次感染による肺炎、気管支炎、慢性気管支炎の増悪が起こりえます。また、乳幼児では中耳炎や熱性け いれんが起こりえます。また、その他の合併症としては、ウイルスそのものによる肺炎や気管支炎、心筋炎、等の合併症が起こることもありますので、インフルを少し甘く見ていた、自分自身を律する意味でも、少しインフルについてのブログを書いてみました。

健康が一番です。

でも近所の黒須医院の黒須先生に聞いたら、今シーズンはA型B型と二つとも感染しちゃいましたので、インフルには罹らないと太鼓判をいただきましたので、インフルは恐れずどんどん仕事を頑張っていこうと思います。あ、書き忘れたことが「インフルに感染した時の共通点」があることに気が付いたのですが、「体を冷やした」という共通点がありました。やはりインフルも「冷えは万病のもと」なんですね。さて季節の変わり目も清水湯の健康温泉入浴法でインフルも寄せ付けずに健康的な生活を送ってまいりましょう!

インフルは、早めに専門医で受診、インフル薬を処方してもらいましょう。

参考文献URL 国立感染症研究所 http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/fluQA/QAdoc01.html#q03

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

風呂の語源☆彡


民族学の第一人者として研究家の先駆者としても有名な柳田國男氏(1875~1962)が大正4年(1915年)の「郷土研究」3巻3号に「風呂の起源」として風呂と言う言葉の語源は「ムロ」ではないかと言う説を唱えています。「フロは多分、室(ムロ)と同じ語で、穴蔵または岩屋のことであつたらう。寺院の保護の下に生息して居た一種の人民が、石室又は土室を築くに巧であって、之を利用して所謂(いわゆる)蒸風呂を拵え(こしら)へ僧侶の便宜に供して居たのが、此浴法次第に民間に流行して家々に五右衛門風呂を用意する迄に発達し~以下省略」とあります。風呂の語源が室(ムロ)とは何となく説得力がありますね。そもそも最初の風呂屋の形態は柘榴口(ざくろぐち)と言って、一種の蒸し風呂 が主流だったことを考えても興味深いことです。

奥に見えるのがざくろ口ですね。

でさらに柳田は風呂は最初は天然の洞窟などを利用した岩室や岩風呂と同じで、今でも鹿児島のある地域では石を寄せて集めて作った釜のことを「フロ」と呼んでいるらしいのです。更に柳田は「自分の見るところでは、風呂と称する入浴法はもと仏家の作法に始まったらしい。我邦に固有の浴法は単に海川に浸かって身を洗ひ、又は今日の行水のやうに快諾にして且つ単簡のものであつたのを、僧徒永永の垢をこすり落とし始め、それが今日の如く一般民家に流行するに至つたのではあるまいか」と風呂の語源を分析しています。そもそも風呂好き、海好きの3代目店主はこの文を読むとただの先祖返りをしているだけのことかと笑ってしまいますが、「風呂」と言う言葉、よく見ると何で風に呂なんだろうと不思議な文字ですよね。確かに子供のころから「風呂」と言う字になんの意味があるのだろうと不思議な思いでいましたが、こういう考え方も一理あるなと納得してしまいました。

黄金の湯♪

なかなか意味深くて造形の深い考察ではないでしょうか。さてもともとは風呂に入る行為自体が尊い作法であったことを考えると、何となく普段の銭湯での入浴も一味違う物になりそうです。確かに日本人のDNAには風呂に入った後のさっぱり感は一種の身体を洗うだけのさっぱり感だけではなく、心も洗い清める最高の自分に立ち返る一種の儀式なのかも知れませんね。毎日温泉、毎日最高の自分に戻ってきてまた前に進んでいく、そんな明日への活力、成功への原点になれる温泉になれたら銭湯冥利に尽きるものです。これからも皆様の健康、長寿、幸せの一助にお役の立てる銭湯として清水湯を何卒、宜しくお願い申し上げます。

参考文献 柳田國男全集。あ~極楽の銭湯史 町田忍著

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

食事バランスガイドとは。


皆さま、食物がコマのように回っているイラストを見たことがありますでしょうか?厚生労働省と農林水産省が推奨している食生活の指針なんですね。具体的な食事の望ましい形として分かり易くイラスト化したのがこの食事バランスガイドなんです。具体的にこのバランスガイドの説明をしてみます。

①十分な摂取の望まれる主食、副菜、主菜の順に上から並べて、牛乳、乳製品、果物については同程度に並べて表記している

②コマのイラスト中には各料理の区分における1日に摂る目安量を示している。(区分ごとの単位はSVサービングで表している)

③コマの形は、食事バランスが悪くなると倒れてしまうことを表わしていて、またコマが回転する=運動することによって初めて安定することを表わしている。

④菓子、嗜好品(飲料)はコマを回すためのヒモとして表現され、「楽しく適度に」とのメッセージが込められている。

⑤油脂、調味料については、イラストとして表現していないが、食事全体のエネルギーやナトリウム摂取量に大きく寄与するものであり、実際の食事選択の場面で幼児される際は、総エネルギー、脂質および食塩相当量も合せて情報提供されることが望ましい。

⑥水、お茶は料理、飲み物として十分量を摂る必要があるという象徴的なイメージをコマの軸として表現している。

⑦基本形で想定しているエネルギー量はおよそ2,200±200kcalでほとんどの女性と身体活動レベルの低い男性がここに含まれる。

よーく見ると意味がだんだん分かってきます(笑)

各料理区分のSV(サービング量)の考え方

①主食 (ごはん、ぱん、麺) おにぎり1つがSV一つ分に当たる。

②副菜 (野菜、きのこ、いも、海藻類) 主材料が70グラムがSV1つ分に当たる。野菜サラダの小鉢がこの一つ分に当たる。

③主菜(肉、魚、玉子、大豆類) 鶏卵1個を使った料理がSV一つ分に当たる。

④牛乳・乳製品 カルシウム100mgが目安、牛乳コップ半分がSV一つ分に当たる。

⑤果物 ビタミンC,カリウムの供給源として100g(ミカン一個分)がSV一個分に当たる。

とりあえず厚生労働省の食事見本です。

単純に食事バランスガイドとは、何をどのように食べたらいいのか分からない時に、一日の食事をバランスよく食べるために分かり易くイラストにしたものです。このコマを見て更に分かりづらくなった方も基本はよく噛んで、「腹八分目」で野菜を多めのバランスの良い食事を心がけてください。「医食同源」運動も休養も温泉も大切ですがダイレクトに体に取り込む食事は更に大切です。快食快眠快便を心がけて清水湯の温泉で心も体もリフレッシュしながら更にバランスの良い食事で健康と快適な生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

農林水産省のコマの説明。http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/

適量チェックチャート http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/pdf/check_chart.pdf

SV サービング (食事の提供料)

12歳から69歳まで大体の目安 主食5~7、副菜5~6、主菜3~5、牛乳2~3、果物2 となっています。

武蔵小山温泉専属健康運動指導士。

 

運動の効能(ウオーキングのすすめ)


先日、厚生労働省の素案として「健康日本21」を簡単にご紹介いたしました。実は清水湯の3代目は厚生労働省認定の健康運動指導士なんです。とにかく、どこまでも体を動かすことが大好きなんですね。正直、頭使うより体使う方が性に合っています。(笑)健康日本21とは、早い話が増大する介護保険、医療保険を国民が健康になることによって、税金である保険を少しでも抑えることを主眼としています。健康イコール医者いらずイコール医療保険抑制みたいな構図なんですね。僕は、あくまでも清水湯の風呂屋のおやじの立場から健康を考えて尚且つ理論的に実証されているかが必要と考えて健康運動指導士を所得した経緯があり、また健康増進施設として清水湯を地域に開かれた施設として貢献できればとの思いもあったんです。

僕もなるべく歩くようにしています。

(今では、健康運動指導士であることでの健康増進施設に認定することのメリットがあまりないことに、気がつき単純に温泉の効能に健康の付加価値を求めています。)さて、純粋に運動の効能は素晴らしいものがあるのは誰もが体を動かすことで実感できるものです。僕の大好きな著者の石原結實先生の「温め美人プログラム」にもありますが、生活習慣を改善する方法として運動の効用は見逃せない!と言っています。引用文として【人の体温の40%以上を産生しているのが、じつは筋肉、運動をすると筋肉が動きます。それによって体温が上がり「血・水・気」の流れがよくなって肥満解消にも大いに役立ち、筋肉細胞が活性化し、基礎代謝が上がってエネルギー消費量も増えます。この筋肉細胞の活性化は、運動している最中だけではなく、運動後も続くのです】と、ではどのくらい続くのでしょうか?【一回の運動で基礎代謝の上昇が続く時間は、なんと24時間!丸一日は体の中でエネルギーを消費し続けてくれるのです】とあります。たしかに運動した後、体がポカポカして気持ちいいですよね。心地いい疲労感こそ証拠なのかも知れません。更に、運動の効用はそれだけではないらしいのです。

①脂肪組織内の中性脂肪を分解し、筋肉で効率よく利用されるので体脂肪減少→体重減少につながる。

②脂肪合成酵素の活性が抑制される。

③インスリン感受性が上がって、インスリンの分泌が少なくなり、体脂肪の増加が起こりにくくなる。

④発汗したあとの気化熱がカロリーを消費してくれる。

危険因子を前もって排除するのは重要だと思います。

また筋肉の70パーセントは下半身にあります。ですから最適な運動は、石原先生も言っていますが、「ウオーキング」と言えるのです。気軽に手軽に実行できるウオーキング、その歩数の目安は先ほど発表された【健康日本21】の女性なら「8000歩」、男性なら「8500歩」なんです。ですがこの歩数、簡単に言いますが結構しんどいんです。距離にするとおおよそ6キロメートル、時間にして1時間半。結構ありますよね。最初は、生活習慣を改善する意味では、運動を始めて脂肪が燃え始めるのが20分ぐらいからですから、20分以上歩く目安で30分ぐらい歩くことを目安にして上記の①から④の効用をあげていくことから始めてもいいかもしれませんね。ついでに歩き疲れたら清水湯でしっかりと疲れを洗い流してくださいませ。(笑)

参考文献、「健康日本21」厚生労働省。    石原結實著、「温め美人プログラム」。

参考URL ダイエットコラム  http://slism.jp/communication/health21.html

武蔵小山温泉・清水湯専属、健康運動指導士。

 

岩盤浴の科学(なぜ汗が出るの?)


五味常明先生の発汗健康法「岩盤浴の秘密」から~。なぜ岩盤浴ってサウナよりも温度が低いのに(サウナは通常80度から90度、岩盤浴は45度前後)たっぷりと汗が出るのでしょうか?これってもともとサウナ派だった僕も正直謎でした。(岩盤浴に入るようになったのは、ここ半年前くらいのことなんです。)で五味先生曰く、「そもそも人間は暑いからと感じるから汗をかく訳ではありません。皮膚の温度や身体の深部の温度が高くなり、そこで発汗神経が刺激されて汗をかくのです。」とあります。そして、岩盤浴はいわゆる放射熱が少ないので「暑く感じない」のです。

岩盤浴は遠赤外線です。

放射熱とは、真夏の照りつけたアスファルトの道路が熱く感じることと同じで、太陽の熱を吸収して放射しているのですが、岩盤浴の鉱石から出ているのは「遠赤外線」や「マイナスイオン」なんです。ですから「暑く感じないんです」ですが、ここでなぜ大量の汗が噴き出るかと言いますと「遠赤外線」が皮膚温だけではなく身体の深部を温めて、深部温(脳温)の指令で汗をかかせるからなのです。ですから岩盤浴はサウナのように高温でなくても、大量の汗が出るとういことなんですね。この【深部温】脳温ってすごいキーワードですよね。はじめて知りました。ちょっと調べてみましたがこの脳温、睡眠と温めるということに非常に関与しているということも知ることができましたので、今度は脳温を題材にブログを書いてみようと思います。

じっくり体の中から綺麗な汗をかけます。

何と言っても総合健康銭湯を目指しているので、全てが勉強になるんです。さて、清水湯の女性専用岩盤浴は室温44℃、床の岩盤鉱石と壁の3次元方式で岩盤浴室を温めています。更にマイナスイオンを増やすために、ミストスチームで浴室を充満させており、サウナのように肌が乾燥することもなく、体に負担をかけずに年齢を問わず楽しめる岩盤は、長い人生、健康的に健やかに楽しんでいける健康人生の一助になることは間違いないと思います。また岩盤浴には2つの天然温泉の入浴もセットになっていますので是非清水湯の岩盤浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。

参考文献、五味常明先生著、発汗健康法「岩盤浴の秘密」

参考URL http://hakuraidou.wordpress.com/2010/12/07/%E5%86%B7%E3%81%88%E7%97%87%E3%81%A8%E8%84%B3%E6%B8%A9%EF%BD%9C%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E3%81%AE%E5%8C%BB%E5%AD%A6-12%E6%9C%887%E6%97%A5/

参考URL http://www.blwisdom.com/word/key/100355.html

ナチュラルウェブ http://www.naturalweb.co.jp/shopping/life/smarty/enseki.html

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

1010誌って読んだことありますか?


毎月銭湯関係者のところに届く、銭湯機関誌、「1010」駅の構内や区役所関連施設などで見たこともあると思います。浴場が集まって結成している同業者組織の組合が東京公衆浴場業生活衛生同業組合と言います。(長ったらしいでしょ。笑)組合には情報雑誌としての事業部門もあり一般の方向けに銭湯の草の根情報を細々とですが、連綿と続けています。でも結構この小冊子が好きな方もいてフロントに置いておくと大体1週間ぐらいで無くなってしまいます。さて折角、1010編集部が頑張って作ってくれているので、清水湯も少しだけ応援させていただこうと思います。

銭湯機関誌2月号。

今月の見出しは銭湯ライブで注目のシンガー 「石野奈津代」さん。毎回銭湯人インタビューとして月変わりで銭湯にゆかりの方々が登場します。その次が、「東京銭湯物語」何件かの銭湯をご紹介する欄、清水湯も何回か出させていただいております。(感謝)。最近始まったコラム「初めての銭湯Q&A」このコーナーは中々良いので後日ブログの資料にさせていただきます。(笑)で、少しすすんだところに「風呂屋のオヤジのフロント日記」これが僕のお気に入り、少し前までは銭湯三国志があって執筆していたご主人のお風呂屋さんに一度視察に行ったこともあります。僕がいわゆるただの銭湯に視察に行くのはかなり珍しいのですが、すごい研究家だということで凄く感心したことがありました。でこのフロント日記も風呂屋のご主人が書いているのですが、江戸っ子のべらんめぇ口調がたまらないですね。(笑)僕の個人的な独断と偏見なんですが、「風呂屋のおやじ」は個性的なのが多いと言うのが僕の率直な感想です。組合の定例会なんか行くとよくぞこんなに個性的な人たちが集まるものだと感心します。あのパワーをもっと結集できれば何かが出来ると確信していますが・・・あとはちょこちょこと地域の銭湯情報やインフォメーション、など地域に根差した銭湯機関誌ならではのバラエティー豊かな機関誌となっています。

銭湯業界も頑張ってまいります。

品川区の銭湯マップ http://onsen.enjoytokyo.jp/sentou/tokyo/shinagawa.html

昨日、品川の銭湯マップを確認して品川の銭湯の数を見てびっくりしました。もうすでに40件を切って35件もないんですね。3年ぐらいまでは44件あったのは記憶していましたが・・・一軒一軒が一騎当千の銭湯として立ち上がっていかないといけない本当の底力がされる時代に入ったとしみじみ思いました。そういう意味では、銭湯をアピールしていく「1010」機関誌、沢山の皆様に手に取っていただいて読んでいただいて銭湯にどんどん行っていただきたいものです。町の銭湯の煙突は町の元気のシンボル!昔は人が集まるところに銭湯が出来て行ったわけですから、銭湯があるところが発展の証なんですね。昔も今も町の発展、地域貢献は町の銭湯が先頭になって先駆けして戦闘(戦って)(ダジャレです。笑)して行けるよう清水湯は頑張ってまいります!

参考文献、銭湯から発信するホットな生活情報。(編集長の田中さんいつも心も体も温まる誌面作りありがとうございます。)

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

 

8000歩のすすめ。(健康日本21@厚生労働省)


健康づくりのためのエクササイズの目安として2つの目標値があります。それは、身体活動量の目標(24エクササイズ)と運動量の目標(4エクササイズ)です。(目標値の目安は下記に記しておきます。)このエクササイズの目標値は週単位で身体活動であれば週24エクササイズ、運動量であれば週4エクササイズとなります。下の表を基に例を挙げるとすれば、身体活動としてのエクササイズは、健康づくりのための身体活動量の目標である週23エクササイズの身体活動を歩数に換算すると、1日当たりおよそ8,000~10,000歩位(1週間で56,000~70,000歩位)となります。また、週4エクササイズの運動は速歩なら約60分、テニスなら約35分に相当します。

1エクササイズの図解表です。

1エクササイズに相当する運動の例

時間(分) 活動内容
20分   ボーリング、バレーボール、フリスビー、ウェイトトレーニング(軽・中強度)

15分   速歩、体操(ラジオ体操など)、ゴルフ(カートを使って)、卓球、バドミントン、アクアビクス、太極拳

10分   軽いジョギング、ウェイトトレーニング(高強度)、ジャズダンス、エアロビクス、バスケットボール、水泳(ゆっくり)、サッカー、テニス、スキー、スケート

7~8分  ランニング、水泳、柔道、空手

1エクササイズに相当する生活活動の例

時間(分) 活動内容
20分   普通歩行、床掃除、荷物の積み下ろし、子どもの世話、洗車

15分   速歩、自転車、介護、庭仕事、子どもと遊ぶ(歩く/走る、中強度)

10分   芝刈り(電動芝刈り機を使って、歩きながら)、家具の移動、階段の上り下り、

7~8分  重い荷物を運ぶ等

何かのついでウオーキングがおススメ。

日々の生活の中で、上記を参照にしていただきながら、また分かり易い目安としては、女性8000歩(約6キロ)、男性8500歩(6,5キロ)の歩数を一日の目標にすることで生活習慣病の予防促進の目安として最近、厚生労働省が一つの目安として提案してきました。健康の指針として、いずれにせよ歩くという事は間違いなく体に良いことですのですし、ウオーキングって一番手軽ですよね。自宅から駅まで歩く、買い物は自転車を使わず歩く、子供の送り迎えは歩く、清水湯までは歩いていく(笑)など、つまらない体調の不調などに無関係の生活を送れるように、また清水湯の温泉に浸かりに歩いていくだけで健康になれるのなら一石二鳥ですので、どんどん積極的に歩く事を心がけてみてはいかがでしょうか。

参考文献、健康のための運動指針(厚生労働省)

武蔵小山温泉・清水湯専属・健康運動指導士。

 

 

 

 

2冊間違えて買ってしまいました。(一冊プレゼント!応募お待ちしています。)


いや~、石原先生の本。あまりに良いので間違えて大人買いしちゃいました。気が付いたら同じ本「冷えを取るだけで、女の悩みは全て解決する。温め美人プログラム」が2冊もありました。副題にこう書いてあります。【2週間で3キロ減!体質が変わり-体重が落ち-美肌が戻り-不調が解決する-「温」メカニズム】ぞくぞくするタイトルですよね。せっかくなんで、中身もすこしご紹介しちゃいましょう。75ページ目から81ページ目に良いお風呂の入り方が紹介されています。

こちらが抽選プレゼントの本です。

【湯船につかるからこそ、体がよ~く温まる!】 シャワーだけだと美肌効果が無いばかりか、低体温症の原因になります。「老廃物を出す」、「カラダを温める」と言う効果は入浴に軍配が上がります。更に入浴効果を何点か具体的にあげてみます。

①(温浴効果で血行が良くなって排泄が促される。)湯船につかると、血管が拡張され、血液が良くなります。内臓や筋肉にも血液がまわり老廃物の排出機能が向上します。

②(肌が綺麗になり、皮脂や汗が出やすくなる。) 温浴効果で体温が上昇して皮脂腺から皮脂が分泌されて、それが汗と混じり皮脂膜をつくり肌がしっとりします。

③(水圧により腹部が引き締まり、血行促進、排尿効果が高まる。) この水圧が血管やリンパ管を圧迫して血行を促進し、全身の基礎代謝を高めます。

④(白血球の働きが良くなり、免疫機能が上がる。) 温熱効果が白血球の働きを高め、免疫効果が上がり、血が綺麗になります。

⑤(脳内ホルモンが分泌されて血行がスムーズになる。) 体が温まることによりベータ・エンドルフィンが分泌されて体も心もリラックスします。排泄効果も高まり血液が綺麗になります。

上記の引用部分は一部分ですが、温浴効果イコール温泉効果と言っても過言ではないので、石原先生のお言葉を借りて温泉の素晴らしさが伝わればいいと考えています。更に先生は、運動の重要性(特に歩く事。)食事の重要性(断食法も含めて)そして(血、水、気の重要性を説いています)いかに、体を温めることが健康に適っていくのかを誰にでも簡単にできる方法と考え方を全ての人に分かり易く広めているので、僕も一助になれれば嬉しいです。さて、最近、石原先生の引用をブログで多用させていただいていたら、福岡にいる妻の美人姉さんが「石原先生の本を買っちゃった」と電話がありました。何気に僕のブログ読んでくれているので、嬉しくなっちゃいました。(喜)

メルマガ配信も毎月10日前後に配信しています☆彡

少しでも素晴らしい石原先生の健康法が広まれば素晴らしいことだと思います!そして今回のブログで参考にさせていただいた石原結實著「冷えを取るだけで、女の悩みは全て解決する。温め美人プログラム」2冊持っていても仕方ないので(笑)一冊プレゼントさせていただきます。HPのお問い合わせから入っていただき、「本希望」とメッセージを書いてください。(メルマガ登録も併せて行いますのでご了承の程お願いいたします。)メルマガ登録後に抽選で一名様に差し上げます。(出来ましたら清水湯に取りに来ていただければ幸いです。)また抽選発表は3月10日のメルマガVOL・3にて配信いたしますので何卒宜しくお願い申し上げます。

参考文献、石原結實著「冷えを取るだけで、女の悩みは全て解決する。温め美人プログラム

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

岩盤浴のすすめ。(汗腺トレーニング)


皆さま、立春が過ぎて暦では春の訪れが来たと言うのに、寒い日が続いていますね。なかなか寒くて汗を掻きづらいのも冬の季節の特徴ですよね。、夏は良いけど、冬は体重が増えるという人が多いのも冬の季節の傾向になります。でもこれは自然の摂理(リズム)であるという考え方も出来ます。今より原始の人類社会では生きる事がより過酷で、ぎりぎりの食生活のなかで生きていたわけですから、少しでも余剰の栄養は体に脂肪として蓄えようと蓄えようと自然に体が貯蓄(?)をしてしまうんですよね。更に太古の冬の季節はさらに過酷で狩りも植物も採りづらい季節ですから、自ずと人体が生きるために種を存続させるために、栄養分となる脂肪を身にまとうように体のシステムを組み込んでいったわけですよね。

カロリーバランスも大事なんですよね。

ただ太古の人類社会の摂取カロリーと消費カロリーでは、ひょっとしたらすんごくバランスが良かったのかも知れませんが、現代社会では間違いなく摂取カロリーオーバーであることは間違いないと思います。いや、断言できますね。欲しいものが食べたいものが、今は狩りに行かなくても、アマゾンや楽天などでクリック一つで何でも買えて、ちょっと運動といっても、すぐ近くのスーパーまでが今日の歩いた総数みたいなことが、往々にあります。それこそ100メーターもないのに自転車で買い物、下手したら車で行っちゃいましたみたいなことも、結構ある話です。やはり人間に2本の足があるのは偶然ではなく必然で、間違いなく意味のあることなのでしょう。つま先が前向きにあるという事、目が前についていることを考えても、人間はひたすら前向きに前へ、前へ歩き続けることが約束されていることではないかと考えてしまいます。世の中、万歩計という歩くイコール健康のバロメーターの健康機器があるようになるべく歩くことを意識して「老化は足から」と言いますので、健康的に歩く行為を取り入れていこうと思います。

おススメ岩盤浴!

さて前ふりが長くなってしまいましたが、【「岩盤浴の秘密」発汗健康法-遠赤外線とマイナスイオンの驚くべきパワー】五味常明著の本をやはりアマゾンでクリック一つで買っちゃいまいた(笑)読んでいて何が嬉しいかと言いますと、僕が現在、皆さまにご提供している清水湯の岩盤浴もこの著書を読むと素晴らしい理論が含まれていて、皆様に健康と言う素晴らしい仕事と健康を提供していることに少しだけ誇りを感じました。(喜)で、その本の中に【四季のある日本人には、当たり前ですが、冬は汗腺を休ませ、夏には汗をかく、しかし汗を掻きづらい現代人は汗を掻くトレーニングが必要になってきているのです。】とあります。更に【いい汗を掻くには汗腺を鍛えることも必要です。鍛えると言うよりは退化しかかった(汗腺のリハビリ)が必要と表現したほうが適当かもしれません。人間の身体は使ってない能力が落ちてきます、それを(廃用症候群)と言いますが汗腺は特にその傾向が強い】と言うのです。さらに【トレーニングと言っても特別な事ではありません、汗腺を刺激して目覚めさせる】だけの事なのです。【医学的には(暑熱順化)といい、(能動汗腺)を増やすメカニズムです。】と、岩盤浴に入って気持ちの良い汗を掻き、もともと持っていた健康体を甦らせてみてはいかがでしょうか。

参考文献、「岩盤浴の秘密」発汗健康法-遠赤外線とマイナスイオンの驚くべきパワー 五味常明著

武蔵小山温泉・清水湯3代目談。

ハワイアンズ温泉クイズ☆


子供の頃、家族で遊びに行った当時の名前で常磐ハワイアンセンター、今は名前も変わってスパリゾートハワイアンズさん、幾多の困難を乗り越えて2月8日に更なる飛躍をするためにグランドオープンをしました。子供の頃、舞台の上で恥ずかしながらフラダンスを踊ったり、ヤシの木やバナナの木が生えていて、温室の中は温かくて大きなプールで遊んだ記憶が鮮やかに甦ります。また、大ファンの「しずちゃん」が出演している映画「フラガール」の舞台にもなっていて、邦画のなかで好きな映画5本指に入っています。ちなみに一位は黒沢明監督作品の「7人の侍」ですが。(笑)とにかく庶民的なテレビや映画が好きなんです。そして映画の中にもありますが、「ハワイアンズ」さん、昔は日本の中でもあるものが有名な所だったんです。先日、読んだ本の中に「温泉力検定」と言うクイズ形式の本の中に「スパリゾートハワイアンズ」さんのクイズがありましたので、ご紹介したいと思います。

家族で遊びに行きますね。

問題 福島県いわき市、東北の玄関口に忽然と現れるハワイ。十数年前までは「常磐ハワイアンセンター」という名で親しまれていました「スパリゾートハワイアンズ」。この前身はなんだったのでしょうか?(本文抜粋)

A,商店街

B,炭鉱

C,農村

皆さま、簡単すぎて分かりますよね。(笑)答えはB,炭鉱でした。映画「フラガール」の中でも、日本の高度経済成長期とともに石炭の需要が減り、日本各地の炭鉱が閉鎖される中、生き残りをかけて炭鉱の人たちが一つになっていわきの町を盛り上げていく、あの不屈の負けじ魂は、恥ずかしながらテレビの前で何度も鼻をすすった記憶があります。

是非、DVDを借りて観てくださいませ。日本の古き良き時代を思い出します。

また、出演者たちが本当に良くて特に「しずちゃん」の演技にはちょっとびっくりしちゃいました。お笑いの人ってある意味すごいですね!ボクシングも凄いけど、いざとなった時の力の発揮力と集中力は子供たちに見習わせたいです。さて「スパリゾートハワイアンズ」さん、これからも清水湯の3代目の心の故郷としていつまでも応援していますので、いつまでも輝き続けていってください!今度は僕の家族を連れてフラダンスを踊りにいきますね。(笑)

参考文献、温泉力検定 清水富弘著。             映画フラガール http://www.hawaiians.co.jp/guide/hulagirl/

ハワイアンズ応援隊長清水湯3代目談。