大門!お母さんあの焼肉屋さんは此処だったんですね!(武蔵小山温泉グルメ散歩)
2015年07月18日
大門。西部警察の大門じゃありません・・・。武蔵小山が誇る、僕が子供の時から第一線で活躍している武蔵小山の老舗の焼肉屋さんなんです。子供のころの焼肉屋さんといったら、そうお母さんが連れて行ってくれた「大門」さんなんです。昔から赤い看板がトレードマーク、何故か大門と言うとお母さんがビビンバを半分ぐらい食べて、残りの半分にスープをいれて美味しそうに食べる風景が浮かんでくるんです。そう昔から焼肉と言えば「大門」さんだったんです。僕も一緒にビビンバ、でもあまりお肉は腹いっぱい食べた記憶がないんです。今思うと、我が家では焼肉はご馳走であり、ぜいたく品だったんです。そんな食べたくても腹いっぱい食べれない焼肉に行くときは決まってなぜか弟と僕とお母さんの三人。きっと「へそくり」でこっそり内緒で食べに行っていたんでしょうね。
それでもあの柔らかくて、しっかりした味付けの焼肉、当時はカルビが最高の御馳走でしたが、肉一枚でご飯を一膳は当たり前だった気がします。そんな麗しい子供の頃の思い出も美味しい焼肉の味とともにセピア色の歴史になっているのですが、その大門さん、今後の武蔵小山の再開発の波にのって、お店をたたむという噂なのです。どうやら最愛の奥さまに寄り添っていく、そのような愛情物語がじつはあるんです。こんな麗しい、そして美味しい「大門」さん、絶対今のうちにいっておいたほうが後悔しないと思います。いざ「大門」時代の波にまたもや名店が消えゆこうとしているのですが、けっして僕たちは「大門」さんを忘れることはないでしょう!でも希望もわすれません!一縷の望みがあるかぎり「大門」さんののれんが元気にたなびくかぎり、美味しさと幸せが続いていくと思います。
武蔵小山温泉 清水湯 若旦那談。
大門
03-3781-8876
17:00~23:00
定休日 水曜日
▼清水湯からのアクセス