世の中には、思考法としてネガティブ(悲観的)、ポジティブ(楽天的)、がありますが、風呂屋の旦那として第3の思考法として「オンティブ」を推奨していきたいと思います。(笑)感のいい方はすぐわかっちゃうかと思いますが、オンティブのオンは温泉の温なんです。ネガティブが悲観的としても現実にのっとって現状を分析して可能か不可能かを合理的に思考できるのでそれはそれで必要な思考回路じゃないかと思います。また、ポジティブ(楽天的)も、前向きな思考回路ではありますが、おおざっぱになりすぎて夢見がちなところもあったりなかったり、天下無敵な感じですが、それぞれに一長一短があるんじゃないでしょうか。僕の推奨するオンティブはその中間まさに中道ともいえるもので、夢と現実、合理と無鉄砲、暗と朗、ち密さとがさつさ、理論と空論、合理と不合理、因果と行き当たりばったり、世の中の森羅万象の陰と陽をひっくるめて右でなく左でもなく、いうなれば薩摩の関ヶ原の戦いのように敵中突破のように真ん中の大道を進んでいく、また、覇道ではなく王道、武力ではなく対話、偏見ではなく思いやり、そんな優しいけど信念のある、時代によって吹く根無し草のような風に右往左往しない軸のさだまった、ど真ん中の思考回路、いわゆる信念が必要な時代じゃじゃいかと心を豊かにしてくれる清水湯の温泉にはいっていると時代の変遷に左右されたくない自分に気づくんですね。
誰でもわかってることですが、平和が一番なんです。
歴史の一断片だけを、歴史の全体像として拡大解釈しても始まらないし、心ある人は気がついていると思いますが、世界の平和を作ることというのは、隣近所のおばちゃん、おじちゃんなんかと仲良くすることとまったく一緒なんですよね。前提に信じること、そして信頼すること、お互いが違う人間ですから、考え方が違うのは当たり前なので、共通点を見出しそこから友情をはぐくんでいく、好きな食べ物でもいいし、好きな音楽でもいいし、それが規模が大きくなれば、文化や芸術、学術交流などという言葉に変わるだけのことだから、でもそこにはお隣さんを気遣う同じ付き合い方が適用できるのは、他者を思いやるということにおいてまったく一緒なんだといいうことなんです。それと人は一人じゃ生きていけないという論拠に父母の存在がありますが、国の生い立ちにおいても伝わってきた文化や習慣、それこそ人の基盤になっている哲学、信念などもどこから来たのかなども感謝の念をわすれてはいけないと思うんです。とかく日本人は「のど元過ぎれば何とやら」で報恩感謝の気持ちを忘れやすいので、それこそ沢山の人から支えられて今にいたることも忘れてはいけないことだと思うんです。一庶民の風呂屋の旦那でさえ、将来にちして一抹の不安感をぬぐえないのは妄想ではないように思いますし、つねにニュートラ、つねにフラット、つねに常在戦場、さらに平和は受け身では作ることは出来ない、一人一人の心に左右の風にびくともしない平和の心を築くしかないのではないでしょうか。その一人一人が草の根のように大地に広がってどんな大風が吹こうとも崩れざる平和の大城を守り育てることができるのではないでしょうか。そんな平和はただじゃないなーなどとアホな一握りの為政者のために大事なお母ちゃんたちを泣かすようなアホな歴史を繰り返さないためにも、一度頭を水風呂で冷やして、冷めた心を温泉で温めて、冷静に心のニュートラルにもどして、ど真ん中の精神状態にオンティブになってみてはいかがでしょうか。温泉につかるだけで、平和への思考回路がつよく太くなってくると、昔悪太郎の若旦那で実証済みですので、平和創出の湯、清水湯で心に平和の金字塔を築いてみませんか~。
武蔵小山温泉 清水湯若旦那談。平和ほど尊いものはないですよ~。